【感想】『農業ワールド2017』へいってきました。次世代農業に期待大!
目次
農業ワールド2017にいってきました
農業ワールド2017という、農業や農業に関わる企業、新規農業参入者のための商談の場である大きなイベントに「農業系記事を執筆するライター」として参加させていただきました。
参加したと言っても、事前に「職業欄:ライター」を記入して招待券を受け取っただけではありますが笑。
農業ワールドとは
今年8回目を迎えるアジア最大の農業展は「農業資材EXPO」「次世代農業EXPO」「6次産業化EXPO」の3つにエリアが分かれており、 海外企業を含む900社が出展。農業に関するあらゆる製品やサービスが集結し、3日間、全国から来場する農業法人や農協、農業参入検討企業と出展社との間で多くの商談が行われます。
引用元:農業ワールド公式サイト
農業にまつわる資材(農薬とか農機具)や昨今浸透してきた”6次産業”という言葉に関わる新しい農業の形(ITを駆使した農法など)についての商談の場が、『農業ワールド』です。
アグリビジネスへの期待大!
商談会ですから、アグリ”ビジネス”として色濃いイベントではありましたが、「儲からない」とまで言われていた農業に、希望の兆しが見えるイベントでした!
そのくらい私の抱いていた農業の既成概念が壊れるような、胸のワクワクする農業資材や新しい農業の形が広がっていたんです!
次世代農業の発展が楽しみ
特に”次世代農業”と呼ばれている分野の発展が、非常に楽しみに思えるブースが沢山あったなという印象があります。
以下でもご紹介しますが、都市でも大きな土地をとらずに農作物が栽培できる植物工場や、太陽光発電といったエネルギー事業と農業の並行化。ドローンを使った農業管理システムや、ITを駆使した農法の紹介などなど。
農業従事者の高齢化が進む中で、いかに農業を継続させるかという問題に対して、”次世代農業”は、この問題に真っ向から立ち向かっています。
また遠隔地から農業を管理するシステムを販売する会社もありました。極端に言えば、「その会社に土地を任せるだけで、自分で働くことなく農業が出来てしまう」仕組みです。
驚きですよね?!
”ドローン”や”植物工場”が多かった
またとにかく、ドローンや植物工場の展示が数多く見られました。これは、私が小学生だった頃(今からおよそ20年前)の農業体験時にはあり得なかったと思います。
植物工場のプラントは特に目を惹きました。沢山の葉野菜が人工の光のもとで生育している姿がいくつも目に入りました。水耕栽培で生育が可能な野菜は、土のある土地でなく都市のような土地の少ない場所でも十分育てられるということが証明されていたようにも思えます。
私が「面白いな!」と思ったのは、栽培・収穫が全自動で行なわれる植物工場です。
全て機械仕掛けなので、人が収穫のために足を踏み入れるスペースを削ることができ、その分収穫量を増やすことができるというのがメリットとして挙げられていました。
私達が体を動かして働くという働き方は、どんどんなくなっていくのかもしれませんね。
農業ワールドで出会った新しい農業
このサイトでは、自給農業と題し、自分が生活するのに必要十分なミニマムな農業に挑戦することを目的として情報を発信しています。そんな中で私は、農業そのものが時代にあわせて形を変え、どんどん身近な存在になっていくのではないかと考えています。
農業ワールドで出会った新しい農業の形も紹介していきますので、ぜひ”新しい農業の在り方”に興味を持っていただければ幸いです。
<ライター紹介>
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いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。