【家庭菜園体験談】我が家のハーブ栽培日記〜コアラも大好きな癒しの樹木ユーカリ〜

「ユーカリ」というと「オーストラリア」「コアラ」というイメージが強いのではないでしょうか?

私もそうだったのですが、「ユーカリが喘息や気管支炎に良い」と聞いた親戚から小さな苗木をいただいたことでかれこれ2年ほど育てています(一家で気管支炎持ちなので)。実際に苗を育てているだけで気管支炎が緩和されたかというと「?」なのが今のところ正直な感想なのですが・・・香りは確かにあるので、きちんと精油を購入して成分をアロマポットで部屋中に拡散させれば効果はかなり期待できそうです。可愛い見た目にも癒されるハーブですよ!

 

ユーカリの基本情報

ユーカリはそれだけ聞くと1つの樹木の名前のようですが、正確にはフトモモ科ユーカリ属(Eucalyptus)の樹木の総称で非常にたくさんの品種があります。基本的に常緑高木となるものが多く、よくオーストラリアのコアラがしがみついている大樹のイメージがありますが、品種によっては玄関やベランダに飾れる程度の大きさに留まるものもあります。

ユーカリの葉に豊富に含まれる「シネオール」は市販のせき止め薬や喉飴等にも配合され、喉や気管支のトラブルに効果的と言われており、実際に炎症や痛みを和らげる作用が確認できています。特に近年では花粉症や喘息持ちの方がアロマテラピーとしてユーカリの精油を利用することが増えてきたようで、雑貨店の精油コーナーを覗くと必ずユーカリの精油を見かけるようになりました。

 

ユーカリの栽培方法

ユーカリは苗木から育てるのが一般的と言われており、実際に私も種を売っているお店を見たことがありません。ハーブと言えどある程度どっしりとした樹木なので、苗木を購入するのが一番スムーズです

夏の直射日光がOKなくらい暑さに強いですが、寒さはやや苦手なので、寒い地域ではプランター栽培にして、冬場は室内で育ててあげた方が枯れてしまう心配がありません。北関東住まいの我が家も冬場は玄関内に取り込んであります。

ただ、この辺りも品種によりまちまちです。氷点下が続いても枯れないような寒さに強いユーカリもありますので、購入の際には栽培方法についてよく確認してください

 

オススメのユーカリの苗木

我が家で育てているものや、それに近く育てやすいユーカリの品種をご紹介します!気になるユーカリは一度チェックしていただけると幸いです♪ちなみに品種やサイズによって金額もだいぶ異なるユーカリは、たとえば8号サイズの大きなものだと1万円を軽く超えていたりします・・・(我が家では手が出せず、、、ですので今回は初心者にも育てやすく比較的安価なものを選びました)。

 

ユーカリ(グニー)

グニーという品種は日本で販売されている苗木の中で比較的メジャーなものです。3,4号の小ぶりな苗木での販売も多く、この商品は実際に我が家で育てているものと同じです。ユーカリの中での葉っぱが小さくて可愛らしいので人気もあり、寄せ植えもしやすくなっています。

ユーカリ(ポポラス)

ハート形の大きめな葉っぱが特徴的なポポラスも可愛らしさで人気があり、苗木自体もこちらのように小ぶりのものから購入可能なので手に入れやすい品種です。ある程度成長したら寒さの耐性も強くなるので路地での冬越も可能です。だからなのか、家や会社のシンボルツリーになっていることも多いので、見かけることも割と多いユーカリですよ。

ユーカリ(銀世界)

その名の通り、銀白の葉っぱが美しいこちらの品種は、成長は非常にゆっくりなので剪定しながら小ぶりのまま育てることが可能です。逆に樹を伸ばすように意識して根気よく育てていくことで数メートルにも成長することがりますので、シンボルツリーとしても適しています。他のユーカリよりも葉っぱが分厚く寒さにも強いので、初心者にも育てやすい品種ですよ。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。ユーカリは海外(特にオーストラリア)にあるものと思っている方も多いと思いますが、日本でも栽培可能ですし苗木は色々な種類が販売されているので、「育ててみよう」と思い立ったら手に入りやすいハーブです。気管支トラブルをお持ちの方や花粉症が酷い方は、是非一度、小さめの苗木から育ててみてはいかがでしょうか?

 

 

<ライター紹介>

suzumushi23

絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。

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