冬野菜のための土づくりのポイント!冬野菜を植える前に土をベストな状態に
夏も終わりを迎え、すっかり枯れてしまったきゅうり。
きゅうりの後に予定している秋野菜は「つるありインゲン」です。
しかしきゅうりを抜いてすぐにインゲンを植えてしまうと、土に微生物や栄養分が残っていないので上手に育たないことも。
植える前にやっておいた方がいいことを紹介します。
目次
冬野菜を植える前に、やっておきたい土づくり準備
前の野菜の根っこはしっかり引き抜こう
根が残っていると、新しく植えた野菜と絡まって根が這いにくくなってしまいます。思いっきり引き抜くとブチブチと根がちぎれて後々面倒なことに。
ちょっと面倒ですが、ゆっくりと土を掘り返しながらしっかり根は抜いておきましょう!
土をほじくり返そう
根っこの周辺には虫が巣を作っていることも。スコップ(あればクワ)などで土を掘り返しておきましょう!
また、その際に葉っぱやごみを発見したらすかさず拾って処分。野菜を作り始めると根っこを引き抜くことはできないので掘り起こす機会は稀。土の中を掃除してあげることが大切!
周りの雑草を抜いておこう
ちょっとの間放置してしまうと伸びてくる雑草。
そのままでもいいかな、と思ってしまいがちですが放置してしまうと雑草が土の栄養分を吸い取ってしまうことも。そして害虫がつきやすくなってしまいます。害虫がついてしまうと後々「農薬どうしよう」「葉っぱが食べられまくって野菜が育たない~!」なんてことになってしまいます。
朝や夕方など比較的涼しい時間に雑草の処理もしておきましょう!
苦土石灰をあげよう
土の掃除が終わったら、次は土に栄養分を与えてあげます。
いろんな方法がありますが、王道は苦土石灰(くどせっかい)を使うことが多いみたいです。
苦土石灰はマグネシウムと炭酸カルシウムの成分が入っています。日本の土は大体が酸性や弱酸性らしく、苦土石灰は土のpHを中和してくれる効果があります。
ホームセンターでも気軽に購入することができます。私はインゲンを栽培予定なので、土は酸性よりアルカリ性に向いていた方がいいんだそう。ということで購入してみました。
きゅうりを植えていた場所を掘り起こしてパラパラと苦土石灰をまきます!1平方メートルで100gが基準とのこと。そしてまた混ぜる!
1週間休ませたら肥料をあげよう
土と苦土石灰をなじませるために最低1週間放置。休憩時間ですね。
1週間経ったら肥料をまきます。肥料も土とよく混ぜましょう!肥料は化成肥料をまきました。
苗をうえよう
肥料を植えてから1週間。「きっと土が栄養満点なんだ!」と信じて植え付け。
と言いたいところですが、私はまだ1週間経ってないので植え付けはこれからのお楽しみ。
元の土がアルカリ性なのであれば苦土石灰はいらないみたい。そしてミミズがたくさんいるような土であれば肥料がいらない場合もあるし、十人十色というより十土十色です(笑)
ただ、そのまますぐに新しい苗を植えるのではなく、最低限土をかき混ぜて土の掃除をして植え付けした方が後々楽ちんになるそうです。
冬野菜がどんな感じで育っていくか楽しみです♪
(ライター:飯田千織)