畑を借りたい!相場はどれくらいなの?安いほうがお得?
家庭菜園やプランター栽培なら自宅でできて便利ですが、
- 「もっと広い畑で思いっきり野菜を作りたい!」
- 「自宅には庭が無いので、畑をレンタルできたら良いんだけど・・・」
などの思っている方も結構いますよね。私も今は狭い庭の家庭菜園ですが、もっと広い土地で好きな野菜をたくさん作れたらなと思います。
そんな時によく聞くのはレンタル農園、レンタルファームなどの、お金を払って畑を貸してもらうサービスです。
でも、それってどこの地域にもあるのでしょうか?相場はどれくらいなのでしょうか?
目次
貸してくれる畑の情報はどこで分かる?
一番有名なのが農林水産省のホームページに掲載のある「全国市民農園リスト」。
各地域別に一覧表示してくれているので、分かりやすいです。「自分の家から近い場所には無いんじゃない?」とも思いますが、都道府県でまんべんなく、レンタルを行っている農園は意外と多いようです。
ちなみにExcel表で一覧になっているのですが、マイナーな私の住む都市でも複数の農園を発見できました。「こんなに近くにあったんだ!」と嬉しい発見です。他にも各自治体で募集している場合はその市町村のホームページや広報誌に記事が載っていることが割とあります。
また、民間のレンタル農園というのも結構数が多く、こちらは地元の情報誌やチラシなどで宣伝しているケースが目立つのでより見つけやすいでしょう。
畑の相場はどれくらい?安い方がお得?
一概には言えない畑の相場
一言で「畑の相場」と書いていますが、実はこれは一概に「〇〇円前後かな~」とは言えません。たとえば都道府県単位なら東京都だけでみると年間約5千円~5万円と結構な幅があるのですが「間をとって3万円くらい?」とは言えないのです。
なぜ金額にここまで差があるのかというと、立地や広さはもちろんですが、大きな違いは「指導者や管理者が常駐しているかどうか?」です。
管理者の有無が価格の違い!?
畑を借りると一言で言っても、通う頻度や経験値などは借主によって様々ですよね。
例えば、私は平日の仕事が忙しく、畑を借りられても週末だけ通うような形になりますし、そうなるとそこまでたくさんの種類や量は育てられません。一方、仕事を引退した私の母などは、「畑が近所にあれば毎日でも通って食べたい野菜をたくさん育てたい!」と言います。母の場合は毎日通えるので野菜の管理に問題ありませんが、私は週末農業のようになるので平日に水やりなどをしてくれる管理者がいた方が助かりますね。
安さで選ぶのも、管理者の有無で選ぶのも◎
ある程度知識も時間もあるという方なら、畑のみ借りればOKなので安さで選んでも良いかもしれません。
が、時間が無くて毎日は通えないという場合には、管理者常駐の畑を探した方が結果的に充実した農業ライフを送ることができます。人がいるという点で当然金額は高めになりますが、それで管理面を気にしなくてよいのならむしろ嬉しいですよね。
野菜づくり初心者さんには「指導者常駐」がオススメ
さらに「畑をやってみたいけど、野菜育てたことないんだよね」という方は「指導者常駐」の畑を探してみましょう。管理者と同じく畑そのものを借りるより高額にはなりますが、
- 「どんな野菜を育てるか?」
- 「肥料は何を使えば良いのか?」
- 「複数の野菜を育てたいけど相性は?」
など、疑問に答えてくれつつ、覚束ない初心者の農業を頼もしくサポートしてもらえますよ。「授業料込み」と思えばむしろ安いかもしれません。
シェア畑は「指導者常駐」系レンタル農園の代表格と言えます。無料見学も可能ですので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
まとめ
「自分の家の近所が良いか?」「少し離れた場所にして自宅と農業は分けた方が良いか?」などの場所的な選択肢や、「1人で全部やるのか?」「管理者や指導者の手を借りたいのか?」によっても借りたい畑の条件が違ってきますよね。
まずは自分がどんな風に畑をやりたいかをよく考え、通えそうな立地から選択肢を絞ってみてください。
自分だけの畑を借りて好きな野菜を育てられたらと考えると、レンタル農園に対する夢がどんどん膨らみますね!
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。
仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。