野菜づくりに必要な道具とは。農業初心者はコレをそろえよう!
野菜づくりに挑戦しようと意気込んでいる人の中には、「そういえば野菜づくりに必要な道具ってどんなものがあったっけ・・・」とお思いの方も少なくないはず。
そこで今回は、野菜づくりに欠かせない道具についてご紹介していきます。
目次
野菜づくりに必要な道具
野菜づくりをするうえで、「いや、私は原始的に自分の身だけを使ってやります!」と意気込む人も中にはいるかもしれませんが、やっぱりある程度の道具や資材は必要になってきます。
基本的には自分の手や体に合ったものを選び、使いやすさを重視することが大切です。
例えば必要とされる道具にはこんなものが挙げられます。
- クワ
- レーキ
- スコップ
- メジャー
- 結束用ゴムバンド
- マルチ
- 防護ネット
- 不織布
- 芽切りバサミ
- バケツ
中でも、実際に私が「家にあるもので代用するのではなく、買いそろえた方が便利だな〜」と感じたものについて、ご紹介していきます。
農具(クワやレーキなど)
クワやレーキと呼ばれる農具は、畑を耕す際には必要不可欠です。
後述する「レンタル農園」などであれば、あらかじめ土が耕されている場合もありますが、自給農業を始める場所によっては、まず土づくりから実践しなければならない場合もあります。
レーキという農具は、その名前を聞いたことがない人も多いと思います。これは畑を平らにならす時や土表面に転がっている小石を除けるのに役立ちます。
支柱やマルチ
支柱はつる性の野菜や倒れやすい野菜の生育を支えるのに必要な道具です。様々なサイズが展開されていますが、野菜づくりが初めてという人ならば、スチールに樹脂コーティングがなされた「野菜用支柱」が便利でしょう。
マルチは名前こそ聞き馴染みがないかもしれませんが、写真を見てみれば「ああ!」となること間違いなしです。これは、保温性や保湿性に富んだ道具で、これもまた植物の生育をサポートする重要な役割を担っています。
黒色のものは雑草が生えにくいので、雑草処理が億劫に感じる人は、雑草予防として黒色を選ぶと良いでしょう。
防護ネットや不織布
防護ネット、不織布(ふしょくふ)と呼ばれるものは、主に防虫効果に役立ちます。これらを野菜の上にかぶせる際には”トンネル用支柱”と呼ばれる弾力性のある支柱もあると便利です。
防護ネットは、目の細かいネットであり、害虫とされている蝶などが飛来することができなくなります。光を反射してキラキラと光るタイプであれば、アブラムシなども除けることができます。
不織布は、防虫効果もありますが、先に紹介したマルチ同様保湿効果もあります。主な用途としては極端な気温変化(例えば霜など)から植物を守ることにありますが、防虫・保湿・保護と3つも揃った便利なアイテムです。
あると便利グッズ
あると便利なアイテムの代表は、私はバケツだと考えています。ものすごく大きなバケツである必要はありません。持ち運びのしやすい小型のバケツを用意すれば、肥料を運んだり、苗の植え付けの時などに非常に役立ちます。
参考文献:佐倉朗夫,2014,『有機・無農薬栽培で安全安心な野菜づくり 佐倉教授「直伝」! 小さな菜園でも収穫倍増』,講談社
プロ農家ご用達ショップを覗く!
野菜づくりに便利な道具を覗いていると、段々と「道具そのもの」にハマってくる人が出てきます笑。
そんな人におすすめしたいのが、minotta というプロ農家向けの通販サイトです。プロ農家向けのサイトではありますが、決してプロ農家でなければ見てはいけないワケではありませんし、購入してはいけないルールもありません笑。
眺めているとですねえ・・・ものすごく面白いんですよ!
まずこんなにも肥料や農薬の種類が豊富なのかと愕然とします笑。ホームセンターで見る量の比ではないです。しかも個人的に興味をそそられたのは、肥料の用途。
- 水稲
- 果菜類
- 葉菜類
- 根菜類
- 果樹類
- 花き類
- 緑化・ゴルフ場
ゴルフ場も天然の植物でできていますから、肥料は必要だよなあ・・・と思いました、当たり前かもしれませんが笑。
また商品分類も非常に見分けやすい!
化成肥料と有機JASの肥料はしっかり別になっているので、有機・無農薬栽培に挑戦したい人も安心して購入することができます。
「野菜・果樹・水稲など農業のことなら何でもお任せください!」がモットーのminotta
をぜひ覗いてみてくださいね!
シェア畑なら道具要らずで楽しめる!
で、ここまで野菜づくりに必要な道具をおすすめしてきたワケですが、「道具を揃えるのがちょっとめんどくさいな〜」と考えてしまうあなたに朗報です。
シェア畑というレンタル農園サービスがあります。
このレンタル農園は、ただ畑を貸し出すだけではなく、全国60カ所にある畑に、作業に欠かせない道具がすでに揃えられ、貸し出されています。そのため道具要らず!農業初心者であっても「手ぶらで」農業を楽しめます。
必要最低限の道具は用意されていますから、その場で道具を借りるも良し、使い勝手の良い道具だけ自分で用意して持って行っても良しです。
「手ぶらで農業を楽しむことができる=畑仕事の後に重たい道具を背負って帰る必要がない」ということですから、畑作業終わりのビール・・・なんて楽しみが増えるかもしれません!
なお『シェア畑』は無料で見学することができます。
レンタル農園見学はコチラ!→手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】
道具を揃えていざ自給農業
実際に道具を揃えてみると、野菜づくりへのやる気がみなぎってくるのも事実です。
「まずは形から!」ってやつですね笑。
でも「形から」をナメてはいけません。使い勝手の良いマイ道具が手に入れば、農作業のしやすさも格段に違ってくるのですから。ぜひ自分の使いやすい道具を手に入れて、さっそく自給農業に取り組んでみてくださいね。
<ライター紹介>
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いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。