シェアがブームな昨今、シェア畑で”プチ農業体験”をしよう!
昨今「シェア○○」というものがブームとなっています。爆発的なブームであれば、いつかは過ぎ去ってしまうのかもしれません。しかし「シェア○○」に関しては、このご時世、とても理にかなったブームであると考えています。
シェア○○には、シェアハウス、シェアオフィス、レンタカーならぬカーシェアリングもありますし、お洋服のシェアもブームだそうですね!
そんな中、”食”の安心・安全志向の関心に一役買う「シェア畑」なるものが存在していることを皆さんはご存知でしょうか。
目次
シェア畑ってなに?
1区画10〜13㎡ほどの区画で契約を交わし、農業経験者などのアドバイスを得ながら、マイ農園で野菜づくりを楽しむことのできる畑です。
このような「レンタル農園」には、「市民農園(小面積の土地を利用した農地)」などとも呼ばれていますが、【シェア畑】は首都圏含め全国60カ所に展開している「レンタル農園」です。
シェア畑の概要
2012年にそのサービスを展開した【シェア畑】。
サービス利用者の年齢層は多岐に渡り、30〜40代の方は家族間のコミュニケーションや子供の食育のために、50〜60代の方は余暇として楽しむ方も多いと言われています。
この【シェア畑】のサービスの特徴的なところは、農業経験が全くの初心者であっても、カジュアルに農業を楽しむことができる点ではないでしょうか。
農作業に必要な農具は、全てシェア畑に揃っているため、手ぶらでマイ農園に向かうことも可能なのです!
シェア畑の発展がすごい!
また【シェア畑】では農業初心者のみならず、マイ農園でコツを掴み「もっと本格的に農業に取り組みたい!」という人のために、上級者向けのプランも用意しているとのこと!
本格的な農業に取り組めるようなサービスを展開することで、育てるだけでなく、育てた作物を販売するといったビジネス観点からも農業体験ができるように準備が進んでいます。
”農業”に関してよく取り上げられる問題である「高齢化」や「後継者不足」を考えると、自給農業のトリコになり、本格的な農業に発展する人が増えることは、とても喜ばしいことですよね。
シェア畑の魅力を知りたい!
そんな【シェア畑】の魅力について紹介させてください。
私は、自分で作物をつくる楽しみを知ることで、自分が食べているものへの興味関心がよりいっそう湧くのではないかと考えています。
また自分がつくったものだからこそ、安心・安全な野菜づくりがどれほど大変で、どれほど重要なものなのかを実感できると考えています。
だからこそ【シェア畑】は、本当にたまらない!
サポート体制がばっちり
自給農業に挑戦する人の大半は、”農業”に興味はあるけど直接関わったことのない人も少なくないでしょう。実際に私もそうですが、”農業”に関してはずぶの素人です。だから初めての自給農業はやっぱり不安です。
しかし【シェア畑】には、プロの農家や農業経験者が週4〜6日で常駐しています。
私達がどんなに農業初心者であっても、しっかり農業のコツを教えてもらうことができるのです!これはやっぱり安心ですよね。
サポートを受けながら農作業に取り組むことができるうえ、定期的に講習会も開かれているので、イベント・ワークショップ感覚で農作業について学んでいくことができます。
食育にもつながる
またお子さんをお持ちの方であれば、【シェア畑】での自給農業は、そのまま食育につながります。子供と一緒に野菜を育てていくことで、その成長過程を共に観察することができますし、自分でつくった作物の美味しさも一緒に味わうことができます。
私も小さな頃、芋掘り体験や田植え体験をしたことがありますが、その頃の思い出は今でも強く印象に残っています。大変な思いをしたこともしっかり覚えていますが、その分作物を育てる大変さを大切さを学ぶことができたと思っています。
お子さんの中には、嫌いな野菜がある子もいるかもしれませんね。でも育てる楽しさが、好き嫌いの改善にも一役買ってくれるかもしれません。
農作業以外のイベントも
また畑には共有ラウンジが設けられている場所もあります。
そこでは穫ったばかりの新鮮な野菜を食べてみたり、BBQ道具の貸し出しのある畑もあるので、つくって育てて食べるという一連の流れをその場で一気に経験することもできます。
また季節によって、餅つき大会や流し素麺といったイベントが開催されることもあります。
農業初心者の人であれば、まずはイベントから参加してみるのも面白いかもしれません。
シェア畑見学予約はこちらから!→全国70農園展開中!【シェア畑】
シェア畑で、自給農業に挑戦しよう
私の父は、実家近くの畑を借りて自給農業にチャレンジしていますが、【シェア畑】とは違い市が貸し出している農園なのでサポートがありません。そのためか収穫はマチマチです笑。父は実験的にやるのが好きなので、全然満足しているようですが笑。
「せっかく自給農業にチャレンジするのだから成果(収穫)を出したい!」
そう考えているのであれば、ぜひ【シェア畑】をまずは見学してみてください。
そして自給農業にさっそく挑戦してみましょう!
参考文献
<ライター紹介>
kkk0123kkk
いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。