菜園スペースがなくても出来る!簡単手軽なキッチン菜園
「何か野菜を育てたいけど面倒くさい。それに庭もベランダも狭いんだよなぁ」等、家庭菜園に興味はあるけど本当にできるのか不安ということもありますよね。
そんな方におすすめなのがキッチン菜園。
キッチン菜園なら、台所で気軽に野菜を育てられるのでスペースの心配が無くてお手軽!さらに収穫から料理までの時間がかからないのでとてもスピーディーに採れたて野菜を食べることができます。畑やプランターを管理するのが面倒なズボラさんでも簡単な菜園作りの方法ですので、試してみる価値ありですよ。
そもそもキッチン菜園とは?
インテリアとしても最近話題のキッチン菜園はその名の通り、キッチンやその周辺で野菜やハーブなどの植物を栽培することです。窓があればその周辺で栽培すると日光もたくさん浴びられるので美味しく育てることも十分に可能♪キッチンに緑があると視覚的にも癒されますし、すぐに料理に使えるのも大きなメリットです。
キッチン栽培にオススメの野菜たち
それではキッチンではどのような野菜を育てられるのでしょうか?オススメの野菜を紹介していきます!
豆苗
スーパーでもよく見かける豆苗はえんどう豆の若芽です。
大手のパッケージには「1回買えば2回楽しめる♪」のようなキャッチフレーズもあり、その通り、一度葉っぱ部分を使用しても残った根っこ部分を水に浸しておくだけですくすく成長します。
大体1週間~10日ほどで購入時と同じくらいまで育ちますので、再び収穫してサラダや炒め物、スープなどにもフル活用することができますよ。栄養満点なので家族にも食べてほしい野菜の一つですね。
ニンジン
ニンジンなどの根菜の場合は、料理した時に残ってしまうヘタを活用します。
再生野菜とも呼ばれているのですが、残ったヘタを水につけておくだけで葉っぱがどんどん成長します。水は浅いお皿に1㎝程度張るだけで大丈夫です。
ただし、水は毎日交換してあげましょう。すぐヌルヌルになったりカビが生えたりするので!
ちなみにニンジンは栄養豊富で有名ですが、ニンジンの葉もそれは変わらず、ビタミン類や鉄分、カルシウムなども含まれているのです。サラダやスープにも使えますし、私の友人の中には飼っているウサギのおやつにしているという人もいました。
大根
ニンジンと同じように、ヘタ部分を水に漬けておくだけで葉っぱの成長が期待できます。
大根の葉っぱも栄養豊富なので日々の料理に活用できますね。日光を好む野菜なので、窓のないキッチンの場合は、短時間でもベランダやリビングの窓辺で日光浴させてあげるのがポイントです。
ラディッシュ(二十日大根)
ラディッシュは子供が保育園の畑で毎年栽培しているくらいなので、難易度はもともと低めの野菜です。小ぶりのプランターやペットボトルの空き容器等でも栽培できますので、栽培場所がキッチンでももちろんOKです。
こちらもなるべく日に当てつつ育てていけば、別名の通り20日~1カ月程度で収穫できるまでに成長しますよ。
キャベツ
料理するときに、キャベツの芯はどうしていますか?
「硬いから最初に捨てちゃう」という方が多いと思いますが、実はキャベツの芯もきちんと成長する再生野菜なのです。お豆腐やヨーグルトの空き容器でOKなので、そこに水を入れて芯を浸すだけで葉っぱが生えてきますよ。
ニンジンや大根と比べて葉っぱが生えるまでに少し時間がかかる場合もありますが、根気よく育てていけば大ぶりの葉っぱの収穫も可能です。
ちなみにもっと根気が要りますが、葉っぱがある程度生えてきたら培養土を入れたプランターに移し替えて育て続けると、きちんと結球(葉っぱが重なり合って球のようになること)して葉が豊富に収穫できるまでになるそう。
私はまだここまでは行ったことがないのですが、水に浸すだけの方は挑戦して葉っぱ数枚を収穫することが出来ました(早々に収穫したので小ぶりでしたが)。
まとめ
いかがだったでしょうか?キッチン栽培には再生野菜を使用するのが一般的ですので、万が一カビが生えたりして失敗したとしても、元手が0円なので悔しがることもなく次の野菜に挑戦できるハードルの高さも魅力の一つです。小ぶり野菜をキッチンで育てることもできますし、その際には水やりが非常に楽に行えますね。手軽で簡単に始められるキッチン栽培は本当にオススメですよ!
キッチン栽培についておすすめの本です(↑)。
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。