シルバーマルチでマルチングするなら100均を活用しよう!
マルチング(通称マルチ)は、植物の地表部分を資材で覆うことで病害虫の発生を防止するなどのメリットが多くあることから、野菜作りやガーデニングでよく行われています。昔はワラを敷くのが恒例でしたが、最近では様々な便利素材が登場しているので、菜園が趣味の方は自分にあったものを購入したり手作りしたりすることも可能になってきました。
今回はそんなマルチング作業の農業資材の中でも「シルバーマルチ」について紹介したいと思います。マルチング未経験の方はこの機会に是非、魅力を知ってくださいね!
目次
色々ある!マルチング資材を知ろう
冒頭で紹介したように、昔はワラ一択だったマルチング作業も、現在は100円ショップやホームセンターで手に入るマルチング用の農業資材や手作りという選択肢もあり多種多様です。ここでは主に使用されるマルチング資材について紹介いたします。
メジャーなマルチング素材 その1「シルバーマルチ」
タイトルにもなっている、今回紹介したい「シルバーマルチ」は、主にポリフィルムやビニールフィルムで植物を覆うフィルムのことです。熱が必要以上に籠りにくいので、夏に使用されることが多く、太陽の光を反射してアブラムシなどの害虫が付くのを防いでくれます。
メジャーなマルチング素材 その2「白黒マルチ」
こちらは白黒の色付きフィルムです。白と黒で効果が異なるので、使い分けることでオールシーズン使用可能です。
例えば白フィルムは光の反射率が高いので夏場の厳しい太陽光から野菜を守ってくれますし、黒フィルムは遮光効果が高いので地表の温度上昇を防いでくれます。ちなみに遮光性が高いと雑草予防にもなって大変便利です。夏は白が表面、冬は黒が表面というように使い分けましょう。
メジャーなマルチング素材 その3「ワラ」
昔はワラ一択でしたが、現在もしっかりと選択肢に入ります。保温や乾燥防止に非常に効果的ですので、昔ながらの農家さんでは今でもワラの使用率が高いです。自然素材なのでいずれ古くなっても堆肥として再活用できるので無駄がなく、ゴミもでなくて非常にエコな資材ですよ。
シルバーマルチはどこで手に入る?
虫よけ効果の高いシルバーマルチ。我が家でも今年の夏に使用したことがあり、馴染み深い資材ですが、小さいものなら100均でも手に入りますので、プランター栽培やベランダ菜園者には手軽に活用できる資材と言えます。
ホームセンターに行けばもっと大きなものも置いてありますが、大きすぎる・・・という商品も多くありますので、100均で使う分だけの購入を済ませられるなら嬉しいですよね。また、100均で購入できるアイテムを使用してシルバーマルチを作ることも出来ますので簡単にご紹介します。プランターや植物のサイズに合わせてDIYしたい方にも便利ですよ。
~100均の材料でシルバーマルチの作り方~
材料は、
- 保温シート(窓やお風呂に使用する銀色のもの)
- 紐(麻紐でも綴り紐でもOK)
で、作り方は以下の通り。
- 保温シートをプランターの大きさより少し小さめにカット
- 1の真ん中(植物の株元部分)も丸くカット
- 丸くカットした穴から外側に向かってハサミを入れて、被せやすいようにする
- ハサミで別れた左右のシートに小さな穴をあけて紐を通す(パンチやハンダゴテがあると便利)
- 縛って調整できるようにする
紐を通して縛れるようにするのはシルバーマルチを調整しやすいようにする為なので、特にこだわらない方は3までで植物に被せて完成でもOKです。
ちなみに植物の株本部分を覆うことで病害虫予防や保温・保湿効果の向上を期待するものなので、もっと簡単にアルミホイルで代用する方もいるようですが効果はあるようです。他にも使用できそうな材料で、自分オリジナルのマルチを作るのも楽しいですね♪
まとめ
いかがだったでしょうか?シルバーマルチはその色と素材から光を多く反射して病害虫を予防したり地表に降り注ぐ光と熱を、適度にカットしたりしてくれるメリットが魅力です。100円ショップの材料で簡単に作れてしまうので、家庭菜園ONシーズンには是非とも活用してみてくださいね!
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。