貸し農園のメリット・デメリット。野菜づくりを体験できる貸し農園について
貸し農園のメリット・デメリット
貸し農園は「気軽に野菜づくり体験を楽しめる」と評判のサービスです。野菜をつくるだけならば、プランター栽培や家庭菜園でも実践できますが、なぜ「畑を借りるのか」疑問に思う人もいるかもしれません。
そこで本記事では、貸し農園のメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
貸し農園を借りるメリットは、
- ストレス発散になる
- 非日常感を味わえる
- 食育になる
- 趣味として楽しめる
などが挙げられます。特に都市部で働いている人にとっては、野菜づくりがリフレッシュにつながるのではないでしょうか。
実際に自分で野菜を育てて食べることで、安心・安全かつ美味しい野菜をつくることの大変さを知ることもでき、食について学ぶ良い機会にもなります。
デメリット
デメリットがあるとすれば、野菜づくりを体験するという非日常感のなかで生じる大変な作業が挙げられます。例えば、
- 雑草取り
- 害虫退治
- 夏場は蚊に刺される
- 屋外作業が多く、熱中症になる危険性も?!
などです。
雑草や害虫への対応は、切っても切り離せません。どんなに対策をしていても、全く関わることなく野菜づくりをすることはできないはずです。
夕方に行く際は、虫除けスプレーを忘れずに。
野菜づくり体験がはじめてなら、ここがおすすめ
野菜づくりをするのがはじめてな人におすすめなのが、首都圏に展開する「畑レンタルサービス」のシェア畑です。
ここでは、月々5,000円〜10,000円(場所によって価格に違いあり、詳しくはHPで)で畑の1区画を借りられます。この価格は畑レンタル料だけでなく、
- 農業道具の無料レンタル
- 50種以上の種・苗の用意
- 菜園アドバイザーの常駐
というサービスも含まれています。野菜づくりに必要な道具を無料で借りることができ、野菜づくりを気軽に体験することができます!
野菜づくりに不安や疑問を感じたときは、菜園アドバイザーから的確な指示を仰ぐことができます。常駐しているアドバイザーさんの管理により、畑は常にキレイな状態なので、野菜づくりの意欲も湧いてきます!
プロ農家さんを招いた講習会も定期的に行なわれています。実践型の講習会では、自分で体験しながら理解を深めることができるので、勉強になりますよ。
アドバイスを受けながら野菜が育てられるので、野菜づくりそのものがはじめてな人にぴったりのサービスです。無料見学できるので、気になる方はぜひシェア畑をチェックしてみてください。
野菜づくり経験者なら、市民農園がおすすめ
(↑)わたしの父が借りていた市民農園に遊びに行った時の写真です。
- 野菜づくりを経験したことがある
- 野菜づくりに必要な道具は揃えてある
という場合には、「畑を貸すだけ」なので価格が安い市民農園がおすすめです。市区町村や個人で運営されている農園で、広い区画が年間5,000〜10,000円程度で借りることができます。
また昨今、滞在型農園も注目されています。ここでは、農園に宿泊しながら農業を楽しむことができます。宿泊代がかかるので、利用料金は市民農園やレンタル農園と比べると高くなりますが、野菜づくりに勤しむ時間を大切に過ごせるのではないでしょうか。
<ライター紹介>
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いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。