水耕栽培はおしゃれなインテリアのひとつ?!おしゃれな植物栽培のススメ

水耕栽培はおしゃれなインテリア?!

引用元:photoAC

10月11日〜10月13日まで行なわれていた『農業ワールド2017』で、”植物工場”とも言える大規模な水耕栽培の装置を見る機会がありました。

 

次世代農業として「土を必要としない農業」が発展する中、水耕栽培がおしゃれなインテリアとして発展していることも同時に知りました

 

今回は『水耕栽培はおしゃれなインテリアのひとつ』と題し、ユニークだと思った家庭用の植物栽培器について紹介していきます。

 

おしゃれな植物栽培器を紹介

『農業ワールド2017』で私が出会ったのは、”野菜を育むインテリア”というキャッチコピーが印象的な『灯菜 Akarina』という商品です。

 

灯菜とは

オリンピア照明株式会社が開発したLED植物栽培器である『灯菜』。

 

水耕栽培キット『灯菜』とは

 

LEDの光と水だけで育てることができるため、土を使わない・天候に左右されない・部屋で育てられる、と日々忙しく生きる現代社会人にはありがたい3つのポイントが揃っています。

 

また元々照明の会社ですから、LEDライトにもこだわりがあり、インテリアとしての質も高いのが特徴です。

 

セット内容

『灯菜』は栽培用ケースと呼ばれる本体部分の他、お試し用の液体肥料、お試し用の種子(サラダ菜)、栽培スポンジがついてきます。あらかじめ付属されているため、「ものは試し」で育て始めることができます。

 

もちろん栽培ケースも肥料もスポンジも種も、オンラインストアから様々な種類を選ぶことができますから、まずは最初からついているサラダ菜に挑戦し、その後オンラインストアにある水耕栽培種子セットを選んでみるのがオススメです。

 

(↑)様々な野菜やハーブを楽しむことができます。

 

インテリアとしても楽しめるので”見た目”で選ぶのも楽しいかもしれませんね!

 

野菜の育て方

球体をイメージした特徴的な栽培ケースには、下部が野菜栽培用の土台となっています。まずは下部のカバーを外し、水を入れる場所やスポンジと種をまくところを確認しておきましょう。

  1. 液体肥料と水を混ぜた溶液を下部に入れます
  2. 水を含ませたスポンジと種をセットしてまいたらカバーをして発芽を待ちます※
  3. 発芽したらカバーを取り外して、LED照明を当てましょう
  4. 定期的に液体肥料と水を混ぜた溶液を注ぎ足します
  5. お試し用種子(サラダ菜)の場合、約4週間ほどで収穫可能に!

※発芽のために光を好まない種子の場合。種子や環境によって異なるので臨機応変に。発芽するまでの期間は大体2〜10日ほどです。

 

発芽までの段階は、注意深い観察が必要になるかと思いますが、発芽してしまえば成長している姿そのものが、観賞植物のようにインテリアとして楽しめるので面白い!

 

インテリアとしての機能

球状デザインの『灯菜』、上部はLED照明としての機能が搭載されています。上部にはタッチスイッチがあり、点灯・消灯や調光機能がついています。そのためダイニングやキッチン、リビングやベッドルーム、玄関などなど・・・場所を選ばず楽しむことができるのです!

 

点灯・消灯は、タッチスイッチに触れて離すだけで切り替え可能です。またタイマー機能がついているため、つけっぱなしにしていても16時間点灯、8時間消灯を繰り返すようになっています。

 

インテリアとして好みの明るさに調整したい時には、点灯させた状態で触れたままの状態を維持することで、徐々に明るさが暗くなっていき調光ができます。

 

気になる価格は?

今回ご紹介している球状デザインのLED植物栽培器『Akarina 01』は、税込32,184円です。

 

 

またスタイリッシュなインテリアのような見た目をしている”コの字型”の『Akarina 14』は、税込10,584円

 

 

いわゆる植物栽培器のような見た目の『Akarina 05』であれば税込14,904円となっています。

 

 

壁掛けタイプの『Akarina 15』であればサイズは小さくなるものの、税込8,424円と手が出しやすくなります笑。

 

 

カフェ灯菜で実際に見てみよう

「価格が高い・・・」「実際に見てみないと・・・」と思われた方にオススメしたいのが『カフェ灯菜』です。なんと『灯菜』全機種を体感できるのです。

 

カフェ灯菜 (最寄り駅「千石駅」A1出口より1分/文京区駒込)

 

おしゃれなインテリアとしても打ち出している『灯菜』ですから、この取り組みは素敵ですよね・・・!

 

体験を販売しているサイトでも

「自宅で学ぶ体験」を販売しているセレクトショップ『DIDYCO(ディディコ)』でも、野菜栽培体験キットとして、インテリアとしても楽しめる水耕栽培キットが販売されています。

公式サイト → 手作りセレクトショップ・DIDYCO

『やさい物語』に含まれているセット内容は、

  • 水耕栽培用キット本体
  • 苗床キャップ14個
  • 栽培スポンジ
  • 液体肥料
  • お試し種子
  • ACアダプター&電源コード

その他に、家族で自由研究として楽しむように専用ハンドブックや軽量カップがついてきます。またスマホと連携さえ、専用アプリで管理することで栽培記録をとることができます(Wi-Fi環境要確認)。

 

育て方

栽培キットを使うため、育て方は非常にシンプルです。発芽してしまえば、後は観察するのみです!

  1. 苗床を用意する
  2. 種をまき、本体にセットする
  3. 発芽を待つ
  4. 発芽したら定期的に間引く
  5. 収穫する

このキットの便利なところは「頻繁な水換えが必要ない」というところにあります。

 

本体にセットする際、水と培養液を混ぜた溶液を加えますが、キット本体には空気を循環させるエアポンプが付属しており、酸素を定期的に供給するため、こまめに水を換える必要がないのです。

 

専用アプリについて

やさい物語

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栽培器にはカメラが内蔵されているため、野菜が育っていく様子が記録されていきます。そのためWi-Fi接続すれば、いつでもどこでも栽培器の様子を写した画像や、現在の温度・湿度などの栽培環境を確認することができるのです。

 

気になる価格は?

水耕栽培キット「やさい物語」税込み32,184円となっています。

 

決して「安い!」と言える価格ではありませんが、本体キットに様々な機能が搭載されていることを考えると、30,000円は超えてしまうのかな・・・と思います。

 

DIYが得意なら、こんなアイディアも

引用元:photoAC

水耕栽培そのものが、すでに”おしゃれ”なものとして受け入れられているようにも思えます。

 

そこでもしご自身がDIYが得意なのであれば、自己流で水耕栽培をおしゃれなインテリアに変身させてしまうのも手なのではないでしょうか。

 

 

例えばこの本(↑)の表紙にもあるように、水と光があれば植物は育ちますから、容れ物にこだわるのもアリです。好みの容れ物がなければつくってしまってもいいのです。

 

見た目重視で野菜を選ぶのももちろんアリ!

 

こまめに水換えができるのであれば、タッパーやペットボトルでも育てることができるのですから、見た目はあなた次第でどんな姿にも変身させることができます。

 

水耕栽培は、おしゃれなインテリアとして楽しむことができます。野菜栽培も観賞用としても楽しみたいという方には、ぴったりな栽培法だと思いますよ!

 

<ライター紹介>

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いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。

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