自分で野菜を作る時におすすめの野菜－ルッコラ

土づくり

ルッコラは連作を嫌うので、一年以上ルッコラが栽培されていない場所で種蒔きをしましょう。

種蒔きをする2週間以上前までに、

苦土石灰を撒く
土を良く耕す

種蒔きをする1週間位前までに、

完熟堆肥と有機質配合の化成肥料を施す
土を良く耕す
平畝を作る（幅45㎝位、高さ10㎝～15㎝位）

を実践しましょう！

種まき

種蒔きの適期は、

春まき：5月から6月
秋まき：9月から12月
冬まき：1月から2月

となっています。

種を蒔くときは、

蒔き溝の深さが5㎜位
間隔は1㎝位
条間は10㎝位

を意識しましょう。

手を使って土と蒔いた種を密着させ、覆土を5㎜位かけ、発芽するまで水やりをしましょう。発芽までは、1週間位です。

ルッコラの栽培管理

タキイ種苗ハーブロケット(ルッコラ)

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タキイ種苗

間引き

間引きは、少なくても2回位行いましょう。

1回目の間引きは、“双葉”が開いた頃に「株間が4㎝位」になるように間引きし、生育の良い株を残すようにしましょう。

2回目の間引きは、“本葉”が5枚位になった頃に「株間は5㎝位」になるように間引きします。葉のつやや色が良く、茎がしっかりしている株を残し、間引いた後、株元に土を寄せます。

間引いたルッコラは捨てずにサラダに入れたりハーブとして使ったりして、楽しみましょう。

追肥

追肥の適期は、

追肥は2回目の間引き後で本葉が5枚位になった頃

です。

そのあと、週に一度の割合で、液肥や化成肥料を与えましょう。

長期間、外葉の収穫を楽しむ場合には、収穫後の追肥を忘れずに行うことをおすすめします。

病害虫対策

ルッコラに注意が必要な害虫は、

アブラムシ
キズジノミハム
アオムシ
ダイコンハムシ

などが挙げられます。

害虫予防には、忌避剤や防虫ネットのトンネル掛けが効果的です。

第一ビニールすっぽり虫よけカバー大

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第一ビニール

サカタのタネ実咲ハーブ8089 ルッコラ(ロケット) ハーブ 00928089

春蒔きのルッコラは病害虫の被害に遭いやすいので初心者は、秋蒔きがおすすめです。

ルッコラに注意が必要な病気は、

立枯れ病
軟府病
菌核病
白さび病

などが挙げられます。

これらの主な病原は多湿の土壌と連作なので、水はけが良く土壌で連作を避けて育てましょう。

直播の仕方と摘蕾作業が栽培のコツ

直播をする場合には、「指で摘む」ようにして蒔きましょう。

ルッコラの種は小さいので厚蒔きになることがあります。種を薄く蒔くために、指で種を摘むように蒔きます。

種蒔き後に水やりをし過ぎると、種が覆土から流れ出てしまう恐れがあるので、予め土に水やりをしてから種蒔きをすることが、おすすめです。

摘蕾作業とは、その名の通り「蕾を摘み取る作業」を指します。

摘蕾はルッコラの柔らかい葉を沢山収穫するために必要な作業です。摘蕾作業をしないとルッコラに花が咲いて葉が固くなってしまうので、サラダには不向きな野菜になってしまいます。特に春蒔きのルッコラには必要です。

摘蕾作業は、ルッコラ栽培を成功させるコツのひとつです！

摘み取った花や蕾は捨てずにサラダやスープなどに入れて食べると、美味しいです。

収穫（収穫適期）

一般的な収穫適期は草丈が10㎝以上になった頃です。

が、ルッコラは、用途別に収穫適期があります。また、春蒔きと秋蒔きでは、収穫の仕方が異なります。どの収穫でも、食べる分だけ収穫しましょう。

用途別の収穫適期

最もおいしい収穫時期は、草丈が25㎝前後位
長期間の収穫を楽しむ場合は、下葉の外側葉の大きな葉から収穫
サラダは、葉が柔らかい早めの収穫
調理をする場合は、草丈が15㎝～20㎝位に遅めの収穫

2つの収穫法

1．株ごと収穫

春まきのルッコラに、おすすめです。

2．下葉から清潔なハサミで切って収穫

秋まきのルッコラに、おすすめです。

用途に合わせてルッコラの収穫を楽しみましょう。

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サカタのタネ