早く収穫できる野菜はあるの?家庭菜園やるなら、こんな野菜がオススメ!

野菜づくりの醍醐味は「自分で育てたものを食べること」だと考えています。

でも、自分で野菜を育ててみてわかったのですが「野菜(植物)が育つのに時間がかかる」って結構ヤキモキします(笑)。自分で育てたものを食べるのが楽しみなら、ちょっとでも早く収穫を楽しみたいもの!

そこで本記事では、比較的早く収穫できる3つの野菜を紹介します

 

早く収穫できる野菜3選

引用元:photoAC

育ちやすく、たくさん穫れる野菜を紹介します

わたしも何度か育てたことがあるのですが、予想以上に育ちすぎて食べるのに一苦労・・・なんて野菜もあります!

育て方も簡単なので、家庭菜園初心者さん必見です!

 

バジル

イタリア料理に欠かせないバジル。

生育力も強く、たくましい植物なので家庭菜園初心者にはぴったり!

  • 日当りの良い所で育てる
  • 水と肥料はたっぷり与える

この2つを守れば、たっぷりのバジルを収穫できます

予想以上に育ちすぎたら、バジルを惜しげもなく使ったジェノベーゼソースをつくりましょう!自分で育てたバジルを使ったバジルソースは、新鮮で野性味があって他にはない美味しさです。

 

バジルを育てる準備

種まきや苗植えにぴったりな季節は4月〜6月。この時期に植えれば、10月頃までバジルを楽しめます。

プランターを使って育てるのが手軽でおすすめです。横幅が60cmほどのプランターを使えば、2〜3株育てることができます。

土は、市販のハーブ用土や野菜用培養土でOK。市販されている土なら、あらかじめ肥料が入っていることが多く、野菜(植物)を育てるのがはじめてな人も簡単に始められますよ。

 

バジルの育て方

以下、バジルの育て方です。
が、あくまでも参考程度にサラッと読んで、さっそく育ててみてください。
なんでかというと「蒔けば生える」気持ちで育て始めたほうが、成功も失敗も楽しめると考えているからです。あと、バジルは「蒔けば生える」という考え方が割と通用します(笑)。

  1. プランターに用意した土を入れる
  2. 種をおくためのくぼみをつくる
    (種が重ならないように2cmほど間隔を空ける)
  3. くぼみに種を置き、土を軽くかぶせる
  4. 種が流れないよう注意しながら水を与える
  5. 発芽したら、芽の中で生長の遅いものを取り除く
  6. 本葉※が10枚になったら、元気のない芽を取り除く
    ※はじめに生えてくる葉の次に生えてくるもの

大抵2〜3日で発芽します。家庭菜園がはじめての人は、苗を用意して植えるのもおすすめ。土を入れたプランターに植え替えるだけでOKです。

 

育てる時の注意点

  • 直射日光はNG
  • 水と肥料のやりすぎに注意

日当りの良い場所で育てることが大切です。ただし、強い日光は好ましくありません。直射日光や真夏の西日は避けるように置き場所に注意しましょう。

バジルは乾燥した地域に生える植物です。水と肥料をたっぷりやりすぎると、葉が硬くなります。水や肥料の量を調整するよう心がけましょう。

 

定期的にバジルを収穫したいなら

バジルを定期的に収穫したい場合には、バジルの丈が20cmくらいに伸びたら、芽を摘み取りましょう。芽を摘み取らないと、バジルが花を咲かせてしまいます。花が咲いてしまうと、その茎では収穫ができなくなります

定期的に芽を摘み取ることで、花を咲かせないようにしましょう。

 

バジル以外のハーブも、比較的育つのが早いものばかりです。ミントやパセリなど、料理に使いやすいものばかりなので、挑戦してみてください(↓)!

 

ネギ

引用元:photoAC

育てやすい&料理に使いやすいネギは、「自分でつくった野菜を食べたい」には非常におすすめの野菜です。マイナス8℃まで耐えられるという生育力の強さも魅力。家庭菜園初心者さんにおすすめの野菜です!

湿度に弱いので、風通しの良い場所で育てましょう

 

ネギを育てる準備

土は、市販の野菜用培養土でOK

苗の植え付けに最適な時期は3〜4月と7〜8月。暑い季節が苦手なネギですが、大きくなるに連れて寒くなってくるのは大丈夫。7〜8月に植えれば、冬の間も収穫が楽しめます。

プランターは底の深いものを選びましょう

 

ネギの育て方

  1. プランターに土を入れる
  2. プランターの中心に深いくぼみをつくる
    (底に届くくらい深いくぼみ)
  3. 苗を入れ、苗に向かって土を寄せ、馴染ませる

もし底の浅いプランターしか用意できなくても大丈夫!

  • 支柱を立てる
  • 根元に日が当たらないよう新聞紙や布で覆う

という対応をすれば、底の浅いプランターでも育てることができます。

 

育てる時の注意点

湿度が苦手です。そのため、水やりは少なくてOK

ただし種から育てる場合、発芽するまでは水やりが必要です。でも発芽したら、葉に元気がない時だけ水やりをします。水のあげすぎはNG

収穫する際は、抜き取るのではなく、刈り取るようにして収穫しましょう。刈り取った場所から次々に生えてきて、ず〜っとネギを楽しむことができます。

 

二十日大根

引用元:photoAC

二十日大根は、早く収穫できる野菜の代表格!二十日大根の名前の通り、20日〜30日ほどで収穫することができます。食べるときは、サラダに入れるのがおすすめです。

多湿な環境が得意ではないので、水はけの良い土を選ぶのがポイントです。

 

二十日大根を育てる準備

二十日大根は種から育てます。

土は市販の野菜用培養土でOK水はけの良さをウリにしているものを選びたいですね!

 

(↑)通気性の良さが評判です!

 

二十日大根の育て方

  1. プランターに土を入れる
  2. ぱらぱらと撒くように種をまく
  3. 撒き終えたら軽く土をかぶせる
  4. 種が流れないように優しく水を与える

発芽するまでは、土が乾燥しないよう観察を続けましょう。

育ててみてわかったのですが、二十日大根は虫がつきやすい野菜です。虫が苦手だという方は、あらかじめ防虫ネットを被せておくことをおすすめします

早く収穫できる野菜のメリット

引用元:photoAC

失敗体験が少ない

「失敗」は、自分で野菜をつくる楽しみのひとつだと考えています。
でも・・・できたら「失敗」なんてせずに「収穫できた!」という喜びを早く味わいたいじゃないですか(笑)。

早く収穫できる野菜なら、あっという間に収穫につながります。なお本記事で紹介した「早く収穫できる野菜」はどれも「育てやすい野菜」と言い換えることができるものばかりです。「はじめてでも、野菜を育てることができるんだ!」信がつきます

 

育てる楽しさを実感できる

「失敗」すると、自信がなくなりませんか?わたしの場合、自信がなくなると「また挑戦しよう!」という気が起きなくなります(笑)。

でも早く収穫できる野菜なら、スクスク育ってくれるので、野菜づくりの楽しさを味わうことができますよ。一回でも成功体験があれば、野菜を育てるのが楽しくなりますよね。

 

食べる楽しさも早く味わえる

食べる楽しさも、早く育ったほうが早く楽しめるというもの。

「収穫は1年後」という楽しみも分からなくはないですが・・・早く育つ野菜を育てて、何度も何度も収穫を楽しむのも野菜づくりの楽しさのひとつ。最初に紹介したバジルなら、収穫したところから次々に新しい葉が生えるので、間隔を置かずしてばくばく食べられますよ!

 

この機会にぜひ、家庭菜園に挑戦してみてください!

 

 

<ライター紹介>

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いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。

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