リーフレタスの育て方!たくさんの葉を収穫できて美味しいレタスの育て方
リーフレタスの育て方
サラダにして食べるも良し、ごま油と塩こしょうで炒めても美味しいレタスを自分で育ててみませんか?
レタスってスーパーマーケットなどで購入しようとすると、決してお買い得な価格ではないのが現実です笑。ただ自分で育てることができれば、葉を少しずつ収穫していく方法で、どんどん食べることができます。
育て甲斐のあるリーフレタスで、気軽にサラダを楽しめる習慣をつくってみましょう!
リーフレタス栽培に挑戦
レンタル農園では”球状”のレタス栽培を楽しむことができるかもしれませんが、もし自分の生活に野菜を取り入れる、農業体験をしてみたいという目的で栽培を始めるなら、葉っぱを少しずつ収穫していくタイプのレタスが育てやすいですよ。
今回はそんな”リーフレタス”に着目して、ぐんぐん生長するレタスをどんどん収穫する楽しみ笑をご紹介します。
栽培におすすめの暦
葉を一枚一枚収穫する場合のレタスの栽培は、種まきの時期が春の場合と秋の場合があります。
- 種まき・・・3〜5月/9〜10月
- 種とり・・・6月下旬
- 収穫 ・・・5月中旬〜7月下旬/10月中旬〜12月上旬
比較的寒い時期になっても楽しむことができるのがレタスの特徴です。収穫する際、内側の葉を残しておくことで、どんどん背が高くなっていきますが、そのおかげで冬までの収穫を楽しむことができます。
そだてかた
種をまく時は「バラまき(種をぱらぱらと散らすようにまく方法)」します。またレタスの種は「好光性種子」といい、発芽の際に光を必要とするので、まいた後は土をかぶせず、軽く手で押さえつけるようにして安定させます。
- バラまきで種を植えます
- 発芽してもすぐに間引きはせず、そのまま水をやって育て続けます
- 葉が3〜4枚になったら”ベビーリーフ”として収穫します
- 収穫時何株か残したものを小さな鉢に植え替えます
- 株が20cmくらい大きくなったら外側の葉から収穫を始めます
ほとんどの野菜で、発芽して割とすぐに間引きのタイミングがありますが、レタスの場合には”間引き菜”というよりベビーリーフとしての収穫が間引きと同等の役割を果たしてくれるので、2度以上収穫が楽しめる野菜といえます!
注意点
先にも紹介した通り、レタスの種子は「好光性種子」のため、土で覆うことなく種まきを完了とします。発芽のために水をあげる際には、種が水の流れで流れてしまわないよう優しく水をやる必要があります。
水をあげる際、ジョウロの口(参考写真下:ハス口を用意しましょう)を上向きにして水を与えると、優しく水やりを行なうことができるのでオススメです。
参考写真:口の部分が”ハスの花”のようになっているものを選びましょう
また暑さに弱い植物なので、夏場は涼しい場所へ移動させましょう。暑さによってトウが立ってしまう※と、苦くて硬い葉っぱになってしまい食べるのにあまり好ましくありません。
※トウが立つ・・・花がつくための茎が伸び、食用として適さなくなってしまうことを指します。
葉を生き生きとした状態に保ちたい場合には、古くなった葉っぱや弱った葉っぱをまめに取り除くことも大切です。
参考文献:安藤康夫,2014,『プランターで有機栽培2: 種類別 野菜がよろこぶ育て方』,農文協
リーフレタスおもしろ小話
私も経験あるのですが、『おどろきいっぱい野菜畑』に登場するレタスの1シーンは本当に面白いです。というのもトウが立ったレタスの力強さは半端ではないからです。
トウが立つ、というのも花をつけ、子孫を残すために必要な生理的現象なわけですから、植物にとっては凄まじく形相で当たり前とも言えるのですが笑、ふわふわと可愛らしかったレタス達は、とたんに硬く背を高くした野性的な植物へと変貌します。
我が家の野菜栽培は、基本的にはほとんど手をかけないのがモットーなずぼらな育て方をしているため笑、レタスのみならず様々な野菜でトウ立ちしてしまい「苦っ!」となった経験があります笑。
一番美味しい時期を食べるためには、こまめな世話が必要ということですね笑。
サラダがもっと気軽に!
レタスを自分で育てられるようになると、野菜が不足がちな現代人でも、気軽に生野菜サラダを楽しむことができます。外側から葉をカットすることで、内側から新しい葉がめきめき成長していきますから、かなり長い期間楽しむことのできる便利な野菜です。
気軽にサラダを楽しむことができるリーフレタス栽培、ぜひお試しください!
<ライター紹介>
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いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。