【家庭菜園体験談】我が家のハーブ栽培日記~ローズマリー編~
近所にあるイタリアンレストランにはお店に沿って植え込みがあり、綺麗に切りそろえられたローズマリーが植えてあります。
たまにお店の方が剪定しているときがあるのですが、運よくその日にお店に行くと、切ったローズマリーをいただけることがあるのです!何回かいただくたびに、「良い香りだな~♪」と思って部屋に飾っていたのですが、お料理にも使えるハーブなので使い勝手抜群ですね。
レストランのおしゃれな雰囲気に憧れたのもあり、「家庭菜園を始めるなら絶対にローズマリーも植えてみよう!」と常々思っていました。
ローズマリーってどんなハーブ?
ローズマリーはシソ科に属する常緑性低木です。成長すると2メートル近くまで大きくなることもあります。
日当たりや水はけさえよければ場所を選ばず育つことができますし、以前紹介したアップルミントと同じく土を選ばないので肥料がなくてもOKです。独特の香りが虫よけになるので、野菜の近くに植えておくことで害虫が寄り付かなくなる頼れるハーブです。
茎や葉はどんどん増えながら成長するので、途中で料理に使ったりして切り取っても枯れる心配はありません。生葉や乾燥葉は香辛料として料理に用いられたり、薬(ハーブ)として使用されたりします。
海外ではある王妃の伝説(70歳から20代に見えるほどに若返った)から、若返りのハーブとも呼ばれ、ローズマリーのハーブティや精油を注入した化粧水に非常に人気があるということです。
ローズマリーにもタイプがある?
ローズマリーには、
- 「立性」
上にまっすぐ伸びていく - 「匍匐(ほふく)性」
地面を這うように成長して、枝垂れ桜のようにみえる
2つのタイプがあります。
こちら(↓)が「立性」で、
こちら(↓)が「匍匐性」です。
メジャーなのは立性のタイプで、ホームセンターにも通常はこちらのみ置いてあることが多いようです。
我が家も立性タイプのものを選びましたが、たまに匍匐性の手入れされたローズマリーをみると、その美しさにうっとりします。
いざ、家庭菜園開始!
先に紹介したように魅力たっぷりのローズマリー!
とはいえ、我が家の狭い庭での家庭菜園なので、大量には植えることはできません。結局ホームセンターでローズマリーの苗を2つ購入して畑に植えてみました。
ハーブなのであまり手はかからず、たまに水やりする程度でぐんぐん成長しました!肥料は必要ないという説明書きでしたが、すぐ隣の野菜に使用した肥料を拝借しているのか、植えて3か月ほどで苗購入時の2倍になったのは驚きました。
ちなみに畑に植えたので自由に成長している我が家のローズマリーですが、最近ではキッチンハーブとも呼ばれ、台所などの室内で可愛い鉢に入れて育てるのが人気だそうです。
鉢植え栽培も良いと思いますが、鉢だとローズマリーの成長の速さに追い付かず、根詰まりになって枯れてしまう心配もあるので少し注意が必要です。
お料理にはどう使う?
お肉の臭い消しとして利用されるローズマリーですが、鶏肉やジャガイモとも相性が良いです!「手がかかる料理は難しい・・・」と思うかもしれませんが、我が家でも実際に作れた簡単なメニューをご紹介しますので良ければ試してみてください!
チキンのマスタード焼き
- 鶏モモ肉を一口大に切ります
- 鶏肉とローズマリーの葉(2枝分くらい)、マスタード、塩コショウをすべてボールに入れてよく混ぜます
- 30分くらい冷蔵庫で休ませます
- あとはフライパンで焼くだけ!
簡単ですが、ローズマリーのおかげでお店っぽい味になりました。
簡単焼きポテト
- ローズマリーは2枝分くらいの葉っぱをよく洗い、細かく切っておきます
- ジャガイモ3個をよく洗って1個ずつラップに包みます
- ラップに包んだジャガイモを600wのレンジで5分チンします
- 取り出したジャガイモを4等分に切り、ローズマリーとオリーブオイルで和えます
- 今度は200度のオーブンで5分~10分焼きます
- 焼き色がつけば完成!
これだけでも十分おかずになりますし、添え物やお弁当にも活用できますよ!
まとめ
おしゃれなイメージのローズマリーですが、育て方は意外と簡単!
というか勝手に育ってくれるハーブらしい印象です。見た目にも可愛いので観賞用として玄関先に植えるのもおすすめですし、お料理にも活用できる無駄のないところも人気ですね。
ローズマリー栽培に特別な知識や道具はいりませんので、興味のある方はまず思い切って植えてみてはいかがでしょうか?
(↓)その他の家庭菜園体験談はこちら!
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。
仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。