超ビギナーさん必見!これだけは押さえたい、手抜き家庭菜園3つの成功ポイント
採れたての新鮮野菜。お店で買ってきたものとは、旨味や美味しさが一味違います。さらに、自分で育てた収穫したての野菜を食べてみると、「こんなに美味しかったんだ!」と感動する人も少なくないはず。
興味はあるけれど、やってみたことのない野菜づくり。手抜きでもうまくいく!3つのポイントをご紹介します。
目次
苗から育てよう!
種から育てることで生じるリスク
小学校でやりましたね、種まき。アサガオやヒマワリを種から植えた小学校での懐かしい思い出がよみがえります(アサガオやヒマワリは種からまいて育てるのが簡単な植物です!もちろん、どのような種においても発芽率100%ということはありませんが・・・)。
きちんと発芽させ育てるには、
- 温度
- 水分
- 酸素
など環境を整えてあげる必要があります。
種類によっては光も重要ですね。せっかく芽がでても、強すぎる太陽光でしおれてしまったり、太陽光が少なすぎてヒョロヒョロと徒長してしまったりすることがあります。
また幼少期は、まだ小さいうちにナメクジやモンシロチョウの幼虫に葉を食べられて全滅することもあります。
苗を調達して種まきリスクを回避!
野菜づくりビギナーさんにとって種から育てることは、
- 環境を整えるのが大変
- 生育力が弱いため、病害虫対策が大変
で、育てるのに難しさを感じると思います。そこでおすすめなのが、苗から育てることです。
次の5つのチェックポイントで苗をよく観察して、元気な苗を選びましょう。
- 全体ががっちりしている
- 双葉がきれいにそろっている
- 茎が太くて葉と葉の間が短くしっかりしている
- 葉がピンと張っている
- 葉に虫食いや黄色なった跡がない
元気で丈夫な苗は、移植したあとも病害虫にあいにくく、すくすくと丈夫に育ってくれます!
培養土を活用しよう!
植物にとって土は重要
「手抜き家庭菜園3つのポイント」、2つ目は土です。
私たち人間が栄養をとって大きくなるように、植物にも栄養が必要です。十分な栄養を与えてあげて、成長を確保しましょう。
植物にとって、土は食環境と住環境を支えるものです。人間と違って、動くことができない植物にとっては、土が成長を左右します。そのため、どのような土で育てるかがとても大切です。
培養土はここが便利!
ホームセンターなどでは
- 赤玉土
- 鹿沼土
- 腐葉土
など色々売られており、用途に合わせて混ぜて使います。
しかし、配合したり、残った土の袋を置いておく場所の確保も大変なので、一袋でばっちり決められる「野菜用培養土」で余計な手間を省きましょう。
培養土のメリットは、買ってきてすぐに苗を植え付けることができることです。チンゲンサイやホウレン草など葉物野菜用や、ピーマンやゴーヤなどの果菜用などがあるので、作りたい野菜に合わせた培養土を選びましょう。
鉢用、プランター用等必要に応じて、土の量を選べるのもうれしい点です。
売られている培養土には、あらかじめ肥料が入っているものとそうでないものがあります。追肥の手間を省きたい場合は、十分に肥料が配合されている培養土を選びます。
有機栽培したい人向けには、有機栽培用の培養土も売られています!
旬の野菜を栽培しよう!
野菜には旬がある
それぞれの野菜には、生育するのにふさわしい時期があります。
植え付け時期を外してしまうと、うまく生育せず収穫できずに終わってしまうこともあります。逆に、旬にあった野菜は健康に育ち、病害虫の害も受けにくく育てやすいのです。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、ベテランさんでも適期を守らず失敗してしまうことがあるので、要注意のポイントです。
植えたい時期にあった野菜を選ぼう!
野菜をラクに育てるポイントは、野菜が育つのにふさわしい時期、すなわち旬の時期に育てることです。
旬の時期に育てると、
- 育てやすい
- 栄養価が高くなる
- 美味しくなる
などいいことづくめです。
春に育て始める場合にはミニトマト、ナス、キュウリ、初夏からならオクラ、ツルムラサキ、ズッキーニ、秋からはブロッコリー、キャベツ、大根等がおすすめです。
いかがでしたか?
- 元気な苗を選ぶ
- 野菜にあった培養土を使う
- 旬の時期に栽培する
の3つのポイントを押さえて、ラクして美味しい収穫を楽しみましょう!
(ライター:atsk1207)