【家庭菜園体験談】我が家のハーブ栽培日記~冬こそルッコラ!編~
今回はルッコラ栽培を始めた時のお話をご紹介します。
「野菜じゃん」と思った方もいると思いますが、実はルッコラはハーブの一種なのです!栄養豊富との噂を聞いたのは昨年11月下旬の寒い日のこと。「でもおばさん、季節が冬だよ(笑)」と思った方、ルッコラなら冬も育てられるしプランター栽培もOKなのです!
むしろ野菜の収穫率がガクッと落ちる冬の時期にこそおすすめのハーブですよ!
ルッコラの基本情報
ルッコラはアブラナ科キバナスズシロ属の一種で地中海沿岸原産の一年草です。
和名はキバナスズシロと言い、その名の通り、春には白くて小さな花が咲きます。葉野菜であると同時にハーブでもあり、発芽率が高くて病気にも強いというハーブの特徴がよくでているとても素敵な子です。
アブラナ科というとキャベツやブロッコリーの仲間だということが分かりますね。
アブラナ科の野菜は春先にアブラムシやアオムシに狙われやすいという特徴があるのですが、ルッコラも例外ではなく、ペパーミント等の他ハーブに比べて害虫被害にあいやすいです。その為、春先に育てる場合にはネットや不織布で覆ってあげたり農薬を利用したりと手間暇がかかります。
なので、病害虫が減少する冬にプランターで育てましょう!害虫被害の心配をしないで、楽に栽培できますよ。
ルッコラの育て方
「手間暇いらずのハーブ栽培」の性格を良く引き継いでいるルッコラは、育てるのもとても簡単です。
我が家では実家から譲ってもらったルッコラの苗から育てました。普通はホームセンターで購入するのが一般的なのでそうしようと考えていたのですが、母に相談したところ「え?ルッコラなら裏にあるよ」と、意外と簡単に手に入ったのでした。そしてそのまま苗を2つほど持ち帰り、以下の手順でルッコラ栽培を開始!
- 腐葉土を混ぜた土をプランターへ入れ、そこに苗をIN
- 土によくなじませる
- 1日1回水をやる
- 1カ月続けたらそれなりに成長!&収穫
簡単すぎました・・・。
真冬にプランターだったので夜だけ玄関に取り込むくらいはしましたが、冬なので本当に虫も付かないし、なのに割とすぐに葉っぱが成長したしで、「野菜栽培をした!」というよりは「ハーブを育てていたら食べられる葉っぱもできた」という感じです。
「寒いのは苦手なので畑に出たくないけど、野菜は作りたい」という方や、「冬場の畑は耕すだけにしたいから、プランターで簡単に作れる野菜がいい」という方にも大変おすすめのルッコラ栽培です。
ルッコラを種から育ててみよう!
苗から育てた我が家の状況をレポートしただけではあまりに内容が無くて申し訳ない・・・なので、苗よりもひと手間かかりますが愛着もよりわきやすい種からの栽培方法を紹介していきます!
種もホームセンターやスーパーの野菜コーナーで取り扱っていることもありますので、手に入りやすいですよ。
1.土作り
肥料が無くても育つルッコラですが、確実に収穫に繋げるために、できればハーブ用の培養土を用意します。
2.種まき
種が重ならないようにばらまく感じで蒔きます。あとは薄く土を被せればそれでOKです。
3.水やり
土の表面が乾いたのを確認してからたっぷりと水を与えるのを繰り返します。冬場は水の吸収も穏やかなので、1日1回与えれば充分です。
むしろ湿気に弱い植物なので、水をやりすぎると根腐れを起こしがちです。
4.間引き
成長するにつれ、混みあってきつそうにしていたら間引くことを行います。何回か行うことで生育が良くなります。抜いた若芽も捨てずに洗ってサラダなどにして美味しくいただきましょう。
種から育ててもそこまで手間はかかりません。なので「野菜作りは面倒・・・」という固定観念をひっくり返すこと間違いなしです!
まとめ
ルッコラと言えば小さめの葉っぱが可愛く、よくピザやサラダに使われることが多いですよね。食卓にだす機会もちょくちょくありますので、自分で簡単に栽培出来たら便利です。
ルッコラは種からでも苗からでも簡単に栽培できますので、気軽に栽培できる野菜をお探しの方や、冬でも手間なく育てられるハーブをお探しの方は、是非ともルッコラを選択してみてくださいね!
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<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。
仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。