春から始めよう!家庭菜園一年生におすすめの育てやすい野菜&注意点
家庭菜園について「やってみたいけどいつからやろう?」「趣味にしたいけど失敗したら嫌だな」と考えている方もいると思います。でも、家庭菜園に特別なテクニックは不要。家庭菜園は、いつでも誰でも始めることができます!
その中でも今回おすすめしたいのが春から始める家庭菜園。特に春~夏にかけてはあたたかくなっていく時期ですので、植物、特に野菜系はあたたかな日光によってぐんぐん育ちます。
この春は何か始めたい方、野菜を育ててみたいけど躊躇している方、思い切って挑戦してみませんか?
初心者が家庭菜園を始めるのに適した時期
植物はあたたかさを好みますので、春は植物が育ちやすいと言われています。ですので、初心者であっても家庭菜園を成功させやすいのが春と言われています。
具体的には
- 春:種まきや苗植えを開始
- 夏:夏の終わりまでには収穫
そんな流れで育てられると無理がなくて理想的です。
ただ、暦上での春は立春(2月4日)からですが、その通りにしてしまうと当然まだまだ寒い時期ですので、実際には気温を見ながら早くとも3月の終わり頃から5月にかけて行うのが理想的です。
4月であってもまだ気候が安定せずに、場合によっては関東地方で雪が!という事態もありますので、その年の傾向は天気予報などで要チェックしてください。
初めてでも育てやすい野菜たち
春に植えれば夏までには収穫できる野菜たちは、豊作を考えるとワクワクしながら作業ができますよね。ここでは春に始めやすく育てやすい野菜たちをご紹介します!
ラディッシュ
別名二十日大根と呼ばれるように、種から植えてすぐ(実際は1カ月ほど)収穫できるとても育てやすい野菜です。小ぶりなのでプランター栽培にもピッタリなので、手始めに作る野菜に適しています。日当たりが良く、排水も良い土で育てましょう。
トマト
まず白くて小さな花が咲き、その後に実が付きます。成長はゆっくりですがその間の様子を楽しみながら栽培できますよ!特にミニトマトなら初心者にも育てやすく、実がたくさんつくのでスーパーで買う必要がないくらいです。
春菊
冬の鍋の定番野菜なので時期が違うのでは?と思いがちですが、名前に「春」と付いているように春から育ててもOKなのです。葉野菜の中でもどんどん成長してくれる野菜ですので、3月の種まきで5~6月には収穫できますよ!
枝豆
お酒のおつまみとしても人気の枝豆は、種から育てても良いのですが苗を買うこともできます。植え付けから3か月ほどで収穫できるので、3月下旬から4月頃に栽培スタートできると夏の収穫が期待できます。
こんなことに注意!春から始める家庭菜園
春はあたたかいとは言え、春先は特に気温が安定しません。突然の寒波で寒くなる可能性があるので、そうなると寒さに弱い品種の野菜は弱ったり枯れたりしてしまうこともあります。寒さ対策には寒冷紗やビニールハウスを利用するなどの工夫があると安心ですね。
さらに春になると害虫の問題も出てきます。動物達が冬眠から覚める時期には、当然害虫も活発に活動を始めるのです。
害虫防止のスプレー剤を利用するのもありですが、野菜への影響が心配であるなら防虫ネットなどでやはり「野菜を保護する」ということが大切です。
「どちらの対策ももっと気軽にしたい!」ということなら、いっそのことプランター栽培に徹するのも良い方法です。プランターなら持ち運びが可能ですので、日中のみ日当たりの良い場所に置いておき、朝晩は玄関に取りこんでしまえば楽に対策することができますよ!
まとめ
庭の一角でもプランター1個からでも、そこで野菜を育てれば自分だけの家庭菜園スペースの出来上がりです。春は植物が育ちやすいうららかな気候が続くので、これから家庭菜園を始めてみたい方は是非とも春からのデビューをおすすめします。
今回紹介したように寒さと害虫に気を付けていれば野菜の栽培は決して難しい作業ではありません。そしてまず収穫そのものよりもそこまでの過程を楽しむつもりで、気楽に家庭菜園生活をスタートしてみてくださいね!
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。
仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。