深いプランターで育てたい野菜4選!深いプランターが必要になる理由とは
深いプランターで育てるのにおすすめの野菜は、根が深く伸びて張っていく野菜です。
深いプランターが必要になる理由
深いプランターが必要な主な理由は、2つあります。
縦に根を深く張らせるため
野菜が元気に成長するためには、土の中で根を深く張らせる必要があります。特に、トマト、ナス、大根などは、縦に深く根をはる野菜なので、深いプランターが必要です。野菜の根が深く張ると茎も安定するので、支柱を立てても倒れにくくなりますよ。
沢山の肥料と土が必要なため
根を深く張らせるためには沢山の肥料と土が必要になります。浅いプランターでは容量が少なく、たっぷりの土を用意することができませんよね。野菜が育つ土台となる土をたくさん用意するには深いプランターが必要なのです。
深いプランターが必要な野菜
深いプランターが必要な野菜には、ナス、トマト、カボチャ、ゴボウなどがあります。これらの野菜は、地上に出ている部分が大きく生長して土の中でも根が深く伸びて張りだします。
ナス
ナスは、根を縦に深く伸ばして成長します。地上部の枝も長く伸ばし、株幅を広げて成長する野菜のため、深いプランターが必要になります。
ナスは
- 暑さや寒さに強く湿度を好む
- 日照時間が長いと収穫量も多い
- 水が不足すると収穫量が減少
という特徴があります。
高温多湿性な環境を好む野菜なので、夏の暑さにも強く、梅雨時期の湿度も好みます。ナスは陽当たりに良い場所を好み、日照時間が長い場所で管理することで収穫量も増えます。
ただし水が不足すると、生育が悪くなり収穫量が減ります。果実の色やツヤもなくなり、ハダニが発生しやすくなるため、水やりは徹底してくださいね。
トマト
トマトも根が縦に張っていく野菜のため、深いプランターが必要です。
トマトは、
- 強い光りを好む
- 多湿を嫌う
という特徴があります。陽射しが強い場所で育てると生育が良くなりますよ。野菜を育てる際、ついついこまめに水を与えがちですが、トマトは多湿を好みません。プランターの土の表面が乾燥したら、水やりをしましょう。
カボチャ
カボチャは根が深く伸び、側面の根も広く伸びて成長していくため、深いプランターが必要です。栽培期間が長いという特徴もあります。
カボチャは、
- 高温多湿に強く乾燥を好む
- 根が広く張って肥料を吸収しやすい
という特徴があります。暑さや湿気に強いですが、基本的には乾燥を好みます。陽当たりがよく、風通しのいい場所で育てましょう。また土の中に根を広く張るカボチャは、肥料をよく吸収します。
ただし、水はけが悪いと茎や葉に疫病が発生しやすいという特徴もあります。水はけの良い環境で管理をしましょう。
ゴボウ
ゴボウは根を土の中に50㎝位伸ばす根菜野菜です。そのため短根品種ではない限りは、深いプランターが必要になります。根の部分が30㎝位の短の短根品種ゴボウは、深さ30㎝位のプランターでも栽培可能です。
ゴボウは、
- 耐寒性が強い
- 耐暑性にも強い
- 過湿に弱い
という特徴があります。ゴボウの生育適温は20度〜25度位なのですが、根は耐寒性が強いためマイナス20度位でも耐えられます。また耐暑性もあるため、暑い夏でも生育良く育ちます。
ただし湿気には弱いため、水やりはプランターの土の表面が乾いたときにだけにしましょう。
<ライター紹介>
Rikuw
はじめまして。自分で野菜を作って自給自足生活を目標にしているライターのRikuwです。
私の野菜作りは失敗も多いですが、毎年、少しずつ上達しています。
自らの体験を通して、ズボラで面倒くさがり屋さんでも出来るだけ簡単で失敗しない野菜の作り方をお伝えしていきたいと思います。
一緒に野菜作りを楽しみませんか。