【家庭菜園体験談】我が家のハーブ栽培日記~聖なるハーブ・ホワイトセージ~
家庭菜園と同時に私がささやかな趣味にしているのがカードを使用した占いです。「占いとハーブに何の関係が?」と思う方も多いと思いますが、ハーブの一種であるホワイトセージは聖なるハーブとも言われ、浄化力がとても強いと言われています。
占いに使用したカードは浄化する必要があるので乾燥させたセージの葉を燃やした煙に当てて浄化作業を行うのですが、我が家のホワイトセージはプランター1つ分ととても少ないため、実際には海外産の乾燥葉やお線香タイプのものを購入して使用している状況です。
さて、話が逸れてしましたが、今回はその名の通り白っぽい茎葉が特徴的で可愛くもあるホワイトセージについてご紹介します!
ホワイトセージの基本情報
ホワイトセージはシソ科アキギリ属のハーブです。「このハーブを燃やした時にでる煙には浄化作用がある」とアメリカ西海岸の地域では古くから言い伝えられており、何かの行事ごとや邪気払いなどで活用されてきました。別名「聖なるハーブ」とも呼ばれており、今もその地方で自生しているハーブを乾燥させたもの浄化用やお香に使用されており、通販などでも手に入りやすくなっています。
ちなみにホワイトハーブの苗はホームセンターでも置いてあるお店が限られているようで、残念ながら私の家の近所ではみつかりませんでした。通販では簡単に手に入ったのですが、苗1つあたり500円前後で購入できるものの、送料が1000円もかかったのでハーブにしては高い買い物となりました。
ミントは友人宅の庭から無料でいただいたものを栽培しているのでこの買い物は正直躊躇したのですが、2苗購入したものが2年近く元気に育っているので結果的にとても良かったなと思っています。
ホワイトセージの育て方
日当たり・風通しが共に良い場所を好みます。そういった場所を選んで栽培しましょう。
耐寒性はありますが、梅雨時期~夏にかけての高温多湿は苦手で、場合によっては根腐れを起こしたり枯れたりすることがあります。一般的にハーブは虫が付きにくく、ホワイトセージも例外ではないのですが、このように弱っている状態だとダニがつく心配がありますので、高温多湿の時期に室内に取り込めるプランター栽培がおすすめです。
苗の植え付けは、ホワイトセージが苦手な時期を外して春か秋に行うのが良いでしょう。
多湿が苦手なので水やりは少な目(乾燥気味)くらいが調度良いです。プランターなら土が完全に乾いてからお湿り程度で与え、地植えなら日照り続きでもない限りは特にやらなくてOKです。
ホワイトセージを利用した浄化方法
冒頭でも少し触れましたが、ホワイトセージの葉を燃やした煙には空間の浄化作用があると言われています。特別、スピリチュアルや占い関係に興味のない方でも、爽やかな香りに包まれるだけでリラックス効果が期待できますので、ホワイトセージが成長して葉が多くなってきたら試してみてくださいね!
- 葉を収穫し、日当たり・風通しの良い場所で乾燥させる
- 乾燥させた葉の先端に火をつけて、すぐに振ったり仰いだりして消す
- 2を耐熱皿や香皿におく
以上です。
お部屋を閉め切って行えばお部屋全体の浄化になりますし、煙に浄化したいもの(アクセサリーやお財布など)をくぐらせればその小物の邪気払いになると言われています。使用後の葉っぱは自然に煙が出なくなるのを待つか、水につけて完全に消してから捨ててください。
また、浄化が終わったら部屋の換気をして煙を完全に外へ出しましょう(この行為も浄化になると言われています)。
ちなみに、乾燥させたホワイトセージの葉には防腐や消臭の効果もありますので、ポプリにして玄関やお手洗いに置いてもオシャレですよ。
まとめ
少しスピリチュアル系の話も出てきましたが、そもそもホワイトセージは薬草として、健康維持のために植えられたのが始まりだそうです。他のハーブと比べてマイナーな印象もあり、日本の気候では育ちにくいとも言われていますが我が家では問題なく育っています。
ホワイトセージの可愛らしい見た目や浄化作用に少しでも興味のある方は、是非とも傍に置いてみてほしいハーブです!
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。