野菜栽培計画を立てよう!野菜栽培カレンダーづくりをオススメする理由
生育の良い野菜を育てて野菜づくりを楽しむために、野菜栽培カレンダー作りから始めましょう。
目次
野菜栽培計画とは
「野菜栽培計画」とは、
- いつ
- どんな野菜を
- どこで育て
- いつ頃
- どれだけ収穫できるか
などを計画することです。
野菜栽培計画を立てる前に
①野菜の特徴を覚えよう
野菜栽培計画を立てる前に、野菜の種類や科(グループ)を覚えましょう。
同じ種類や科の野菜を同じ場所で続けて栽培することを「連作」と呼びます。連作栽培をすると土壌が栄養不足になって不作障害(連作障害)を起こしてしまうので、野菜の種類や科などの特徴を覚えましょう。
②育った時の大きさを考えよう
生長した野菜の大きさを考慮して計画を立てないと、株元が混み合ってしまいます。育った時の大きさを覚えましょう。
また、丈が高く伸びる野菜を南側に配置すると、北側に配置した野菜の陽当たりが悪くなってしまうので、野菜の丈の高さと日陰にならない方位も覚えましょう。
③休栽期間(輪作年限)を覚えよう
休栽期間(輪作年限)とは、同じ種類や科の野菜を栽培した場所を次の栽培まで、その場所を開ける期間です。
野菜は、栽培期間を開けなくても良いものや5年位の間を開けなくてはいけない種類ものがあるので、それぞれの野菜の休栽期間を覚えましょう。
④栽培適期を覚えよう
野菜の苗や種などは、野菜の適期よりも一足早くホームセンターなどで販売されますが、それぞれ野菜の栽培適期を覚えましょう。
野菜栽培計画を立てよう
野菜栽培計画を立てる際は、
- 育てたい野菜をリストアップ
- リストアップした野菜に優先度をつける
- 畑の区分けをする
- 選んだ野菜をどの区画にいつ育てるか決める
の順で計画することをおすすめします。
畑の区分けをする際には、「どこで」「どんな」野菜を栽培するかを決めるため、畑の大きさを測り、いくつかに区分けしましょう。
最終的に選んだ野菜を「どの区画」で、「いつ」育てるかが決めったら、簡単な栽培カレンダーを作ることをオススメします!
野菜栽培カレンダー作成のススメ
野菜栽培カレンダー作成をオススメする理由は、2つのメリットがあるからです。
①野菜の良い生育が見込める
栽培カレンダーをつくれば、作りたい野菜の栽培時期が重なっていないか、事前に確認することができます。栽培配置もゆとりをもって計画できるので、生育の良い野菜が育つため、収穫も期待できます。
②効率よく野菜を育てられる
栽培カレンダーをつくることで野菜の栽培計画が決まります。いつ、どんな野菜を育てるのか。育てるためにはどんな作業や準備が必要なのかなど、前もって知ることができ、効率よく野菜を育てられます。
野菜栽培計画を立てないとどうなる?!
野菜栽培計画を立てないで野菜を始めると、3つのデメリットがあります。
- 栽培適期が外れる
- 無計画に植えたことで、野菜の陽当たりが悪くなる
- 連作障害を引き起こす
野菜栽培計画を立てないと、栽培に適した時期が外れることがあります。栽培適期を考えず、無計画に野菜の種や苗を「あれもこれも」と植えるのはNG。野菜がうまく育ちません。
また無計画に植えると、大きく育つ野菜が太陽を遮ってしまい、他の野菜の陽当たりが悪くなるなんてことも。野菜の配置を考えずに植えたことで、株間にゆとりがなくなり、生育が悪くなることも考えられます。
計画を立てなかったことで、うっかり同じ場所に同じ科や同じ種類の野菜を栽培する(連作)可能性もあります。連作障害を引き起こす可能性が高まります。
野菜づくりに慣れていない人ほど、野菜栽培計画・野菜栽培カレンダーづくりに力を入れましょう!
<ライター紹介>
Rikuw
はじめまして。自分で野菜を作って自給自足生活を目標にしているライターのRikuwです。
私の野菜作りは失敗も多いですが、毎年、少しずつ上達しています。
自らの体験を通して、ズボラで面倒くさがり屋さんでも出来るだけ簡単で失敗しない野菜の作り方をお伝えしていきたいと思います。
一緒に野菜作りを楽しみませんか。