プランターの乾燥防止に!土を乾燥させないポイント4選&お役立ちアイテム
夏のプランター菜園で注意したいのが「土の乾燥」です。
プランターの土を乾燥させない方法や乾燥防止に役立つアイテムについて、紹介します。
目次
土を乾燥させない方法
夏のプランター菜園で土を乾燥させない方法について、4つ紹介します。
朝夕の時間帯に水やりをしましょう!
夏のプランター菜園で土を乾燥させない基本的な方法は、朝夕の時間帯に水やりをすることです。
特に夏の暑い時期は要注意!昼下がりから午後3時頃に水やりをするとプランターの土が既に温かくなっているので、水が温められてしまいます。水が温められるということは、野菜の根株に熱したお湯をかける事と同じこと。野菜が弱ってしまいます。
また、水やりをする際にプランター菜園の周りに打ち水をすると水分が蒸発する際に周りの熱も取ってくれるので、効果的です。
土の表面にマルチングをしましょう!
2つ目の方法は、土の表面にマルチング(マルチ)をすることです。
“マルチング”とは、プランター菜園の土の表面(野菜の株元)をビニールなどで覆うことです。土の表面をマルチング用の素材で覆うと土の表面が日陰になるので水分の蒸発を防いでくれため、土の乾燥防止になります。また、マルチングをすると土の表面の乾燥予防だけでなく、病虫害、雑草なども防いでくれます。
マルチングには、ビニール、保温シートやアルミホイル以外に自然素材で出来ている、ウッドチップ、腐葉土、水苔、ウッドチップ、パーク、ピートモス、枯れ葉なども使われます。
置き場所を工夫しましょう!
3つ目の方法は置き場所を工夫することです。プランターを地面やコンクリートから離し、風通しを良くしましょう。
特に夏の日差しが強い時期にプランターがコンクリートの上や白い壁の側に置かれている場合は、日光の照り返しがプランターの側面や底を熱くしてしまうので、土を乾燥させたり野菜の根株を弱らせたりする原因になります。
そのため、プランターは花台などの上に置いて地面やコンクリートの間に風の通り道を作り日光の照り返しを防いだりして、土の乾燥防止をしましょう。
土を増やしましょう!
4つ目の方法は、土を増やすことです。
土の乾燥は、水分の蒸発だけではありません。野菜の根が回って土の量が少ない場合も、土が乾燥しやすいです。そのため、土を増やすと、土の乾燥防止になります。
乾燥防止に役立つアイテム
夏のプランター菜園で土の乾燥防止に役立つアイテムとして、マルチング用品や置き台の2つを紹介します。これらのアイテムを使ってプランター菜園の土の乾燥防止をしましょう。
土の乾燥防止に役立つマルチング用品
土の乾燥防止に役立つマルチング用品には、
- マルチングシート
- アルミホイル
- 保温シートなど
があります。
特に、銀色の素材であればアブラムシなどの害虫予防にも役立ちます。
また、自然素材のマルチング用品には
- 敷きわら
- もみがら
- 乾燥させた雑草
- 使用済みの麦茶がら
- ウッドチップ
- ココヤシファイバー(バイキングバスケット用のリサイクル)
- ワインのコルク栓など
があります。
敷きわらは、ペットショップで販売されているウサギのエサ用のわらでも代用可能ですこれらのアイテムでプランター菜園の土の表面を覆って、土の乾燥防止をしましょう。
土の乾燥防止に役立つプランターの置き台
土の乾燥防止に役立つプランターの置き台には、
- スノコ
- 人工芝
- レンガ
- プランター専用スタンド
- 発砲スチロールの箱など
があります。
プランターを置き台の上に載せると、地面やコンクリートの間に風の通り道ができるので、土の乾燥防止だけでなく、日光の照り返し防止に役立ちます。
これらの置き台の上にプランターを載せて、土の乾燥防止をしましょう。
<ライター紹介>
Rikuw
はじめまして。自分で野菜を作って自給自足生活を目標にしているライターのRikuwです。
私の野菜作りは失敗も多いですが、毎年、少しずつ上達しています。
自らの体験を通して、ズボラで面倒くさがり屋さんでも出来るだけ簡単で失敗しない野菜の作り方をお伝えしていきたいと思います。
一緒に野菜作りを楽しみませんか。