夏の家庭菜園、暑さ対策3選!夏も家庭菜園を楽しもう

家庭菜園を楽しむ方にとって、夏の暑さが野菜を弱らせないか心配ですよね。野菜が成長するにあたって日光は欠かせない要素ですが、それが過ぎると正直ありがた迷惑だったりします。

そこで今回紹介するのはずばり夏場の暑さ対策です。

野菜だけではなく人間も夏バテなどで体調を崩しやすい時期ですので、野菜たちにもしっかりと対策をして共に元気に乗り切りたいですね!

 

夏の暑さ対策①「グッズを活用する」

人間の紫外線対策や暑さ対策と同様、植物のための暑さ対策グッズというものがあります。ホームセンターや100円ショップを覗いて見ると意外と種類も豊富で楽しいですよ。

べたがけシート

トンネル栽培で有名なべたがけシートは、日差しよけとしてはもちろん害虫防止としても非常に効果的です

野菜は強い日差しに晒されると生育障害などが起き、弱ってしまいます。弱ったところにやってくるのが病害虫。野菜が暑さにやられてしまうと、病害虫被害にもあいやすくなります。そんなとき「べたがけシート」があると、一石二鳥というわけです!

あくまでも布ですので、雨や水やりの際は問題なく水分を通してくれて安心です。

 

遮光ネット

遮光ネットはその名の通り、日差しを遮ることで強すぎる太陽光を制限してくれる便利グッズです。比較的安価ですし、最近では家の窓にとりつけて使用する方法も有名ですね。

遮光ネットにも種類があり、最も遮光率が高いのは「平織り」の商品ですが、他にもほつれにくくて長持ちする「ラッセル織り」のものや、これらのいいとこどりをした「絡み織り」といったものがあります。

種類により遮光率や金額も変わってきますので、よく吟味して自分の菜園に合いそうな商品を選びましょう。

 

敷ワラ

元祖といったイメージのワラですが、ホームセンターにいけば気軽に手に入ります。

地面に敷き詰めることで土表面の乾燥を防ぎ、土中の温度が高温になることを予防できます。こちらも種類があり、束になっているものや細かく切ってあるものなど様々ですので、自宅に合いそうなものを選んでください。

 

夏の暑さ対策②「葉かきをする」

「葉かき」とは、植物の下の方の葉を少し摘み取ることで風通しを良くすることです。

葉っぱを密集させずに葉と葉の間の風通りを良くすることで、内部に熱がこもることを防げます。野菜が成長するのに合わせて小まめに行いましょう。

ハサミなどの道具はなるべく使わずに、葉の根元から手で折って除去するのがおすすめです

 

夏の暑さ対策③「時期にあった野菜を栽培する」

夏の栽培に適した野菜を育てるというのも一つの方法です。これはガーデニングにも同じことが言えまして、夏は暑さに強い観葉植物を栽培するのが良いと言われています(ミント系のハーブなら暑さに関係なく成長するんですけどね)。

夏に強いと言えば夏野菜ですので、例えば

  • キュウリ
  • ナス
  • トマトなど

は夏場の栽培に適しています。 トマトに関しては、人によっては「暑さに弱いから地植えはおすすめできない」と言う方もいますが、実際に我が家では毎年、真夏に地植えでミニトマトを育てています。暑さに関係なくどんどん成長しているので「さすが!」と思って成長を見守っていますよ。 ただしトマトはその美味しさから誰にでも(!)大人気。害虫や動物も狙ってくるので注意が必要です。我が家ではトカゲ(カナヘビ?)が食べている場面に遭遇したことがあります・・・。  

まとめ

夏の暑さは植物を弱らせたり土の乾燥を早めたりしてしまうので、家庭菜園にとっては大敵ですよね。今回紹介したような対策を行い、時にはプランター栽培を上手に利用して場所移動するなどの工夫も必要です。

ちなみにプランターの場合は移動できて便利ですが、日陰ばかりにおいてしまうと今度は日光不足で野菜が育たなくなるのでほどほどにしておきましょう。

夏野菜であればそういった暑さの中でも育てやすいので、その時期、気候に合った野菜を選んで栽培してみてくださいね。

 

<ライター紹介>

suzumushi23

絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。

スポンサーリンク

Follow me!