野菜の病気を予防するために。土壌の状態を確認する方法&予防策を紹介!
野菜の病気を予防するために必要な土壌や温度の状態の確認の仕方や予防方法について、紹介します。
目次
土壌の状態を確認しよう
野菜の病気を予防するために土壌の状態を確認しましょう。確認するポイントは
- 水分過剰
- 養分過剰
です。
水分が過剰になっていないか
土壌の水分が過剰になっていると、土に鼻をつく強烈な異臭が発生します。この異臭が発生している畑は、土が腐ってガスが発生する「酸化還元状態」と呼ばれる状態になっているので、最初は酸っぱい臭いが発生します。
養分が過剰になっていないか
養分が過剰になっていると、畑がいわゆる「メタボ」状態になっています。畑が肥料過剰であってもすぐに障害は出てこないですが、主に5つの影響が野菜に出てきます。
- 根の生育が悪くなるので水分吸収が悪くなる
- 収穫した野菜がおいしくない※1
- 新葉と茎の生育が悪くなる※2
- 野菜の形が悪くなる※3
- 集荷量や質が低下する※4
※1 アンモニア成分を含んでいる鶏糞や豚糞、有機や化成肥料を入れすぎると作物の葉の色や葉脈の間にある葉の色が薄くなります。そのため、旨み成分のマグネシウムが吸収できなくなるので、野菜がおいしくないです。
※2 窒素成分が過剰になるとカルシウム成分が減ってしまうので、新葉の出が悪く茎が細くなってしまいます。
※3 カリウムが過剰になると、形が悪い野菜になります。
※4 リン酸が過剰になると、鉄と亜鉛の欠乏症になり病気が発生して、収穫量や質が低下します。
湿度の状態を確認しよう
野菜の病気を予防するために温度の状態を確認しましょう。確認するポイントは、
- 気温による多湿
- 人為的な多湿
です。
気候によって多湿になっていないか
気候によって多湿になると、野菜に病気や害虫が発生して野菜の生育が悪くなります。日本の気候の中で梅雨時期と秋の秋雨時期は雨が長く続くので畑の土壌は、過剰に多湿になります。そのため、雨が降る期間が長く続くと畑は、高温多湿になります。
人為的に多湿になっていないか
保温シートなどを使って畑の畝にトンネルがけをすると、内部が高温多湿になってしまうことがあります。
野菜が病気になるのを予防する方法
水分過剰の予防法
土壌の水分過剰の予防法は、排水性を良くして、作物の陽当たりや風通しを良くすることです。
また、土壌の水分過剰の確認が難しい場合は、「P・Fメーター」と呼ばれる土壌の中の水分量を計る機械を使って確認しましょう。
このP・メーターを土の中に差し込んで測定すると正しい水分量が確認できるので、おススメです。
養分過剰の予防
養分過剰の予防法は、野菜の生育期間や収穫量に合わせて施肥をすることです。
野菜の生長には、肥料の5大要素と呼ばれている
- 窒素
- リン酸
- カリ
- カルシウム(石灰)
- マグネシウム(苦土)
が必要です。
しかし、肥料は畑に施肥をした量の全てが使われないので一部は畑の土に残こります。残った肥料は徐々に蓄積し、畑は「メタボ」状態になってしまいます。
そのため、養分過剰を予防するためには、野菜の生育期間や収穫量に合わせて施肥をしましょう。
気候による多湿の予防
雨による多湿を予防しましょう。
<雨除け>
野菜に雨がかからないように傘を被せたりビニールなどで屋根を作ったりして、雨除けをしましょう。
<畝の水はけ>
畝を高くしたり、畝間に溝の勾配をつけたりして、畝の水はけを良くしましょう。
人為的による多湿の予防
人為的による多湿の予防法は、換気を良くすることです。
野菜の保温対策として保温シートなどを使って畝にトンネルをかけた場合は内部が多湿状態になってしまうので、保温シートに穴が開いているものを使って換気をしましょう。
<ライター紹介>
Rikuw
はじめまして。自分で野菜を作って自給自足生活を目標にしているライターのRikuwです。
私の野菜作りは失敗も多いですが、毎年、少しずつ上達しています。
自らの体験を通して、ズボラで面倒くさがり屋さんでも出来るだけ簡単で失敗しない野菜の作り方をお伝えしていきたいと思います。
一緒に野菜作りを楽しみませんか。