野菜が長持ちする保存方法を紹介!冷蔵・冷凍保存のコツ&野菜別保存方法
目次
野菜が長持ちする保存方法
野菜の保存方法、最大のコツは「野菜を育った時に近い環境で保存する」ということです。
冷蔵保存のコツ
「野菜を冷蔵庫に入れたら、あっという間にへなへなになってしまった」・・・なんてこと、ありませんか?
保存に適した環境のように思える冷蔵庫ですが、冷たい温度にやられて劣化が進む野菜もあります。もちろんその逆で、冷蔵保存しないと劣化が進む野菜もありますが。
そんな時、参考になるのがスーパーマーケットの陳列。
スーパーマーケットにはさまざまな野菜が陳列されていますが、
- 常温販売されている野菜
- 冷気に当てられている野菜
がありますよね。目の前の野菜を冷蔵保存すべきか迷ったら、スーパーマーケットの陳列を参考に仕分けてみましょう。
冷凍保存のコツ
冷凍保存の鉄則は、
- 新鮮なうちに冷凍保存する
- 水気はしっかり拭き取る
- 保存の目安は1ヶ月
です。
また野菜を冷凍保存する際は、細かく刻んでおくなど加工を済ませておくと、調理がラクになりますよ。「あらかじめ味付けを済ませた状態で冷凍保存し、そのまま煮込んで調理完了!」なんてこともできます。
野菜別保存方法①根菜
根菜類を保存する時は、土は落とさないでおきましょう。
野菜は立てて保存する(育っていた時と同じ向きで保存)ことも長持ちのコツです。空いた牛乳パックなどを利用して、立てて置くようにしましょう。
にんじん
人参(洗い済)はキッチンペーパーに包み、ビニール袋に入れ、野菜室へ。
じゃがいも
新聞紙に包み、常温保存。7~15度が保存の最適温度。
ごぼう
乾燥すると固くなる性質があるので、濡らしたキッチンペーパーに包み、ビニール袋に入れる。冷蔵庫の野菜室で保存。
大根
根と葉は切り分ける。それぞれ乾燥しないようラップに包み、野菜室で保存。
さといも
新聞紙に包み、風通しの良い場所で保存。
玉ねぎ
冷暗所保存。ただし、一度切って使い切れなかった場合には、切り口をラップでつつんで冷蔵庫へ保存。
野菜別保存方法②葉野菜
キャベツ・レタス
キャベツやレタスといった球体の野菜は、芯をくりぬくことをおすすめします。
芯をくりぬいた部分に湿らせたキッチンペーパーを詰めると長持ちします。なお包丁などの金属による変色が考えられるので、くりぬく際には手を使いましょう。
ほうれん草・小松菜・水菜など
濡らしたクッキングペーパーに包み、ビニール袋に入れて密封し、野菜室に立てて保存。牛乳パックやペットボトルを活用しましょう。
長ねぎ
土付きの場合はそのまま新聞紙に包み、風通しの良い場所で保存。洗ってあるものは、濡らしたクッキングペーパーで包み、さらにラップでくるんで、野菜室に立てて保存。
野菜別保存方法③果菜
なす
ピーマン
トマト
きゅうり
水気を拭き取り、クッキングペーパーやラップで包む、またはポリエチレン袋に入れ、野菜室に立てて保存する。
加工して保存すると調理がラク
最後に、「加工して保存すると調理がラクになる」野菜の冷凍保存方法を紹介します。
にんじんやレンコンなどの根菜類
にんじんやレンコンなどの根菜類は、あらかじめ皮を向き、いちょう切りや斜め切りにして薄くしておきます。ポリエチレン袋などの保存袋にいれたら冷凍します。豚汁などを作る時は、そのまま投入しちゃいましょう!
またレンコンは、あらかじめ酢水につけておくと長持ち度合いがアップします。
かぼちゃ
量が多くて、食べきるのが難しいかぼちゃは種とワタを取り除き、薄切りにして保存袋へ入れたら冷凍保存しましょう。調理する時はそのまま加熱するだけでOK。ラップに包んで電子レンジで加熱すれば、ほくほく感が楽しめます。
なす
一見冷凍に向いてなさそうななすも冷凍保存できます。一口大に切り、アク抜きのため一度水に10分さらします。その後しっかり水気を拭き取ったら、袋へ入れて保存します。皮付きがおすすめ。そのまま炒めてもOKです!
<ライター紹介>
kkk0123kkk
いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。