家庭菜園初心者におすすめ!プランター栽培の利点&育てやすい野菜とは
家庭菜園を始めたい!と思っても、いきなり庭を菜園にしたり、農園スペースのレンタルなどを利用したりはハードルが高いな・・・と悩む方もいると思います。
そこでまずは庭先やベランダでも始めやすい「プランター栽培」はいかがでしょう?
プランターは大きさも選びやすいですし、ホームセンターなどですぐ手に入るので、思い立ったらすぐスタートできますよ。
私も初めは100円ショップのプランターでのミント栽培という、非常に簡単なところからスタートしました。最近ようやく庭の一角を菜園スペースにしたのですが、だからこそプランターの良さも分かってきたところです。
今回は
- プランター栽培の利点
- プランター栽培に適した野菜
について紹介していきます。
プランター栽培の利点
直植栽培の失敗談
庭やレンタル菜園での栽培は、当然のことながら土に直接植えますよね。これは野菜によっては発育が良くなって豊作になりやすいという、とても嬉しいものですが、野菜同士の相性があるのをご存知ですか?
野菜栽培の経験者なら「当然知ってます!」という方も多いでしょうが、私はこれをつい最近知ったのです・・・。
野菜同士の相性の良し悪しを列記していくと非常にたくさんあるのでここでは紹介しきれませんが、家庭菜園での人気野菜を例にすると、例えばトマトとナス。
栽培過程でナスはたくさんの水が必要ですがトマトはそこまで必要ではなく、あげすぎるとむしろ多水で育たなくなるのです。また、隣り合うことでお互いの栄養の取り合いにもなってしまい、片方の元気がなくなったり、両方とも実ができなかったりするのです。
実はこの失敗例は現在の我が家の庭での光景で、実際にナスは元気!でもトマトは上にヒョロヒョロと伸びるだけになっています・・・。
ちなみに少し離れて植えたピーマンは豊作なので土のせいではない模様。やはり野菜の相性は考慮してあげないといけないようです。
プランターが便利!
話が長くなりましたが、そんな時に優秀だと感じたのがプランター栽培。
野菜ごとにプランター分けすることで野菜同士の相性を考えなくても良いし、水や肥料の量も野菜によって調節してあげられます。
さらにプランターなら、夜間は室内に取り込んでおくこともできますので、害虫が苦手な方もある程度安心できるのではないでしょうか?私はナメクジが大の苦手なので、夕方に必ずプランター裏をチェックしてから玄関に入れていました。
野菜は問題なく育ちましたので、そんなコンパクトな点もプランター栽培の魅力ではないでしょうか。
初心者でも安心!プランターで簡単に育てられる野菜
では実際にプランターで育てやすい野菜はどんなものがあるでしょう?調べると非常にたくさんの野菜が候補に挙がりますが、ここではあくまでも私のような初心者でも育てやすいものを選んでみました。
水菜
サラダにお鍋にと何でも使える水菜。
実はプランターで栽培できちゃいます。春から夏にかけて虫が付きやすいですが、プランター栽培なのでコンパクトな防虫ネットをかけてあげればOKです。
ミニトマト
小学校の授業でもよく育てられているミニトマト。
結構しっかりとした根をはるので、大きめのプランターがおすすめです。また、すぐに上へ上へと伸びるので、最初から長めの支柱を立てておくのも、後々の手間が省けて楽です。
ナス
ナスが育つ適当な気温は30度前後と高めです。夏の暑さで萎びてしまわない?という不安もなく、たくましい野菜ですね。
逆に寒さには弱いので、梅雨寒などに負けてしまわないように寒冷紗を使用するのが定番ですが、プランターなので日中以外は家にも入れてあげやすいですね。
ハーブ類
ローズマリー、バジル、ミントなどは、毎日水をやらなくてもすくすく育ちます。
ミニサイズのプランターならキッチンの片隅でも育てやすいですよ。初プランター栽培の方は練習がてらハーブから始めるのもおすすめです。
まとめ
プランターで育てやすい野菜は意外とたくさんあるので、育てたい野菜候補をいくつか考えてから、プランター向きかどうかを調べてみてくださいね。
あれもこれもプランターで良いの?といい意味で驚きがありますが、野菜って場所を選ばずにどこでも育ってくれるものが多くて助かります。
家庭菜園駆け出しの私でも、既に何種類かの野菜を収穫できていますのであまり身構えず、最初は「収穫はできたらで良いや~」くらいに考えて、野菜作りに触れる、慣れることからゆっくり始めてみてくださいね。
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。
仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。