家庭菜園の台風対策!これだけはやっておきたい、簡単にできる台風対策
最近、地球温暖化の影響なのか台風が乱発していますね。
台風が直撃してしまうと、せっかく愛情込めて育てた野菜も一瞬で台無しになってしまいます。ただ天気予報で直撃すると予報されていても、実際は雨も降らず「折角対策したのに意味がなかった・・・」なんてことも。
「どうせ来ないだろう」と何も対策をしなかった結果、私自身台風で被害を受けてせっかく実が付き始めていた苗が根から折れて無残な姿になってしまった経験があります。
「面倒でも出来ることはやっておこう!」という方にお勧めの簡単対策を紹介しちゃいます。
簡単にできる台風対策
小さい野菜でも収穫しておこう
「まだ収穫には早いかな」と思っていても、雨風で茎ごとなぎ倒されては収穫どころではありません。
また、ピーマンのように上部に実が付き、茄子のように重みのある野菜であれば、実が付いていることで風に煽られやすく、苗ごとダメになってしまう確率も高くなってしまいます。そして傷がつきやすく、大きくなっても傷んでしまっている場合もあるんです。
「ちょっと小さいかな」と思っても台風前には収穫をして、美味しい状態の野菜を味わいましょう。
支柱を固定し直そう
台風被害が出た一番の原因は「支柱」でした。
当時ピーマン・茄子等を苗から育てていたのですが、茎に支柱を絡ませて100円均一で販売している植物用のワイヤーで結束していました。
台風が通り過ぎたあと野菜を見てみると支柱ごと地面になぎ倒されており、根っこは支柱につられてちぎれてしまっていました。今考えると支柱が土の中に深く刺さっていなかったことが原因。
土が堅い等で深く刺せない人は、支柱と苗の固定を外しておくことをオススメします。
ネットなどは一か所に固定しておこう
台風が直撃した際、キュウリも栽培していました。ホームセンターに行くとキュウリ専用のネットが200円ほどで販売されています。キュウリは成長していく際につるを絡ませながら上に成長していく修正があるのでネットがあると便利なんです。
そのネットの余りをそのまま放置しておいたら、風で飛ばされかけて絡まっていました。
キュウリネットはネットが切れない限りずっと使用可能です。支柱などと固定をしておくことをオススメします。
プランターを風のあたりにくい場所に移動させよう
プランターの場合、台風の規模や植え立てでまだ重量が軽い場合だとプランターごと飛ばされてしまう可能性もあります。飛ばされたプランターが近隣の家のガラスにでも当たったら家庭菜園どころではなくなってしまいます。
実際に台風が直撃した際、陶器のプランターが飛ばされて道を転がっている姿を何度もみました・・・。なるべく屋内か倉庫があれば倉庫の中に入れるようにしましょう。
また、畑にスコップやハサミ、バケツなどの道具を置いている人も同様に飛ばされないように屋内に入れることを忘れずに。
日本に住む限り、台風は避けては通れない自然現象だと思います。
備えあれば憂いなし。面倒ではありますが出来るだけの備えをして楽しい農業生活をおくりましょう!
(ライター:飯田千織)