薬味野菜の育て方。料理に欠かせない薬味野菜を自分で育ててみよう
目次
薬味野菜の育て方
料理のアクセントに役立つ薬味野菜、美味しいですよね。でも料理に使う時、少ししか使わない分「欲しい時には冷蔵庫でしなびている・・・」なんてことも少なくありません。そこで美味しい薬味野菜を自分で作ってみませんか?
本記事では、代表的な薬味野菜の育て方についてご紹介します。
大葉
清涼感のある薬味の代表!
大葉の栽培時期
- 種まき 4月下旬〜6月上旬
- 収穫 6月中旬〜10月上旬
大葉の育て方
- プランター(深さ20cm以上)に土を入れる
- 土に直径4〜5mm、深さ5mmの穴を開ける
- 3〜4粒、タネをまく
- 土を薄めにかぶせ、たっぷりの水をやる
2株以上育てる場合には、タネをまく穴の間隔を15cmほど開けましょう。
- 発芽後、本葉が出たら1つの穴に1本になるよう間引く
- 本葉が10枚以上になったら収穫可能
日当たりの良い場所で、水をたっぷりと与えましょう。タネをまいて3〜4週間たったら、定期的に肥料を与えます。
三つ葉
三つ葉の栽培時期
- 種まき 3月〜4月
- 収穫 5月〜11月
三つ葉の育て方
- プランター(深さ10〜15cm)に土を入れる
- 深さ5mmの溝を作る
- 1列にタネをまく
- たっぷりの水を与える
- 発芽したら、間引きを行う
- 背丈が25cmほどになれば収穫可能
間引きをすることで、株と株の間隔を広げ、1つの株を大きく育てていく効果があります。
直射日光に弱く、葉もかたくなってしまうため、半日陰で育てましょう。
収穫する際には、先端近くの茎と葉を切り取ると、新しい葉が伸びてきます。葉が黄色くなってきた場合には液体肥料や化成肥料を与えましょう。
万能ネギ
薬味野菜といったらやっぱりネギ!
万能ネギの栽培時期
- 種まき 3月〜4月、8〜9月
- 収穫 6〜12月
春と秋に2回まくことができます!
万能ネギの育て方
- プランター(深さ15cm以上)に土を入れる
- 1cm間隔でタネをすじ状にまく
- 土をかぶせる
- たっぷりの水を与える
- 発芽したら、間引きを行う
- 背丈が15〜20cmほどになれば収穫可能
日当たりのよい場所で育てましょう。
ネギは間引いた株も薬味として利用することができるので、なんども楽しむことができますよ!なお収穫の際には、根元から3cmほどを残して収穫しましょう。葉が再生し、これまた何度も収穫を楽しめます。
ミョウガ
暑い季節には欠かせない薬味野菜ミョウガ!
ミョウガの栽培時期
- 植える 3月中旬〜4月下旬
- 収穫 7月下旬〜9月中旬
ミョウガの育て方
- プランター(深さ30cm以上)に土を入れる
- 5〜7cmの地下茎を深さ5cmぐらいで植える
この際、15cmくらい間隔を開ける - 発芽したら、表面の土を枯れ草などで覆う
- 6月頃、葉が生い茂ったら肥料を与え、成長を促す
- 7月中旬に花蕾が出たら収穫可能
1つのプランターに6株ほどを目安に植えます。
湿気と日陰を好みます。乾燥が苦手なので、枯れ草などで表面の土を覆います。
有機質が多く、排水性の高い土を好むので、肥料は完熟堆肥など有機質が多いものを選びましょう。
ミョウガは10月頃に葉が枯れますが、その株を根元から切り、その枯れ葉で表面の土を覆って乾燥を防止しましょう。すると、また次の3〜4月からミョウガを楽しむことができます。
なおネギや三つ葉に関しては、スーパーマーケットで根つきのものを購入し、それを土に埋めるだけでも生えます(笑)。家庭菜園初心者さんでも簡単に薬味野菜を楽しめるので、まずはネギや三つ葉から始めてみましょう!
<ライター紹介>
kkk0123kkk
いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。