プランターで野菜を育てたい人必見!プランターで育てにくい野菜3選

家庭菜園を始めたばかりだからと、最初はプランター栽培から始める方も多いと思いますし、個人的にもそちらの方がおすすめです。
プランターなら持ち運び自由ですので、直植(地面に直接種まきするか、苗木を植えること)だと大雨や台風などで植えた野菜に大ダメ―ジを受けてしまう場合でも、家の中に取り込めばそれでOKという利便性もあります。
プランターの形や大きさが変われば育てられる野菜の幅も広がりますので、例えばジャガイモも工夫次第で気軽に作れてしまいますよ。

ただ、野菜の性質上、プランターでは育てられない野菜があるのもまた事実です。

では具体的にどういった野菜がプランター栽培には向かないのでしょうか?

 

プランター栽培に適さない野菜

1.根菜類の一部

先ほど、ジャガイモならプランターもOKと紹介しました。
ジャガイモは丸っこくて一つ一つの実がそこまで大きくならないので、プランターの大きささえ注意すれば作れてしまうのです。

でも、同じ根菜類でも例えば次のような野菜は適しません

  • 大根
  • 山芋
  • ごぼう

これらは根張りが凄いですし、縦長に大きく成長します。いくら大きめのプランターで頑張って栽培しても、育つことが出来ません。結局元気がなくなってしまい、根元が腐ってしまうこともありますので直植のみと覚えておいた方が良いでしょう

ちなみに二十日大根(ラディッシュ)なら「大根」と名前についてもかなり小ぶりなので、むしろプランター向きです。

 

2.ウリ科植物の一部

引用元:photoAC

  • スイカ
  • きゅうり
  • かぼちゃ

これらは巻きヒゲをもち、ツルが伸びるウリ科の野菜です。
ツルがどんどん伸びるのでプランターで収まりきらなくなることもあるので、直植でのびのび育てた方が良い野菜が育ちます

スイカなんかはサイズ的にも大きくなりますので、広大な農地で農家さんが作っているイメージですよね。そして意外と難しく、私も若いころに実家の庭で試したことがあすのですが直植でも狭い場所だったからか、こぶし大の実が1つできただけで終わりました・・・(しかも味がしない)。
私の努力が足りなかったのもありますが、ものによってはプロ向けの野菜も多いということですね。

ただ、支柱の工夫次第で不可能ではないので、「ウリ科はプランターで育てちゃダメ!」ということではありません。

 

3.イネ科植物の一部

  • とうもろこし
  • さとうきび

これらは上に大きく成長するイネ科の野菜です。
しっかり成長すると2、3m級になるので、サイズ的にプランターでは収まりません

特にサトウキビは、熱帯作物(栽培の条件として高気温が必要)ですので寒い地域ではまず育つのも難しいです。また、これらは糖度が高いので虫が付きやすく、育てるにはある程度の広さと害虫駆除などの小まめなケアも必要になってきます。

 

まとめ

プランターで栽培できる野菜は多く、それが初心者でも家庭菜園を始めやすい理由の一つになっていると思います。

ただ、成長過程の問題でプランター栽培より直植えが向いていたりそれが必須だったり、中には中級者や上級者向けのものも数多くありますよね。
とは言え、「初心者でも好きな野菜を育てたい!」という思いは強いと思いますので、まずはそれがプランター栽培でも可能か?を調べるところから始めてみてくださいね
確かにいきなり「サトウキビから育てる!」となると栽培環境の条件もありますし難しいと思いますが・・・。

でもきゅうりやかぼちゃはやり方次第でプランター栽培も充分可能です。

また、初心者でも直植えできるスペースさえあれば今回紹介した野菜の中で選ぶことも可能ですので、今回の記事は参考程度に、まずは自分が家庭菜園に使えるスペースやアイテムと、「どれくらい家庭菜園に時間をかけられそうかな?」といったところを一度ゆっくり考えてみてくださいね。

 

 

<ライター紹介>

suzumushi23

絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。
仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。

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