冬でも気軽に楽しめる!「冬こそ家庭菜園」のすすめ

成長も収穫も早い夏野菜の栽培を充分に楽しんだ夏が過ぎ、気づけば寒い冬到来です。

「冬は野菜が育たないよね」「家庭菜園は春までお休みだな」と思っている方もいると思いますが、実はそんなことはなく、寒い時期、低温でも元気に育って収穫させてくれる野菜は割と多くあるのです!

では、具体的にはどんな野菜が栽培できるのでしょうか?冬の家庭菜園のコツや気を付けることはあるのでしょうか?

 

寒い時期に行う家庭菜園のコツ

 

季節に合わせた品種を選ぼう

冬に野菜を育てるときに大切なことは、まず季節に対応した野菜の品種を選ぶことです。

同じ野菜だとしても、品種によっては種まきシーズンが春だったり冬だったりとだいぶ違ってきますので、育てたい野菜がある場合は、寒い時期に対応した品種があるかを調べてみてください

植える前に、まずは土の準備を

種や苗を手に入れたら、いきなり植えずにまずは土壌の状態を良くします。土を掘り起こして良く耕すことで土中の酸素量が増え、植える野菜の発育も良くなりますし、害虫駆除の効果も期待できますよ。

できるなら冬場には肥料も利用し、寒い時期の野菜の成長を助けてあげてください。

さらに野菜によっては不織布防風ネットを利用して、ある程度保温してあげると、葉野菜系は特に冬でも無理なく成長できます。

 

寒くてもOK!冬に育てる野菜5選

 

先ほど紹介したようなことに注意しつつ、冬に育てられる野菜をご紹介します!自分が育てたい!食べたい!と思う野菜があれば、是非栽培してみてくださいね。

ほうれん草

 

耐寒性があるので栽培シーズンを選ばないほうれん草は、ビタミンが非常に豊富です。ビタミンA、C、B6はもちろん、抗酸化作用のあるビタミンEも多く含まれますので、若返りやお肌の質改善にも効果的です♪

お料理に使う機会が多く、ミキサーでスムージーを作る方も多くなってきましたよね。寒ければ寒い程に甘くなるというデータもあるので、冬にこそ育ててほしい野菜です

小松菜

 

寒さに強い小松菜はほうれん草と同じく、季節を問わず一年中育てられると言われています(寒い地域や真冬は不織布などで保護します)。

天然のマルチサプリとも呼ばれる緑黄色野菜で、ビタミン、カルシウムはもちろん、食物繊維やミネラルも豊富に含まれているのです。栄養が偏ることで風邪やインフルエンザが心配な冬のシーズンは特に、毎日でも食べたい野菜ですね。

ブロッコリー

 

寒さや暑さにとても強いブロッコリーの植え付けは夏、冬ともにOKです。花蕾が成長する時期には暑さに負けやすいので、収穫はむしろ冬の方が適していると言えます。

注意点として、アブラナ科の野菜なので害虫が付きやすいです。青虫などもすぐ寄ってきてしまうので、目の細かいネットなどで保護して育てましょう

大根

 

植え付けを8月~10月に済ませておく必要がありますが、収穫は1月くらいでできます。根菜ですので寒さを好み冬でも土壌で成長してくれますよ。大根と言えば煮物や鍋など、冬の食卓には特に欠かせませんので、自分で作って損はない野菜です。

ネギ

 

ネギの植え付けも時期は6月~7月ごろなので梅雨~初夏に行っておく必要がありますが、収穫は12月~3月上旬ごろまでできます。収穫までの間に追肥や土寄せを3、4回行う必要があし、若干手間がかかりますがそこをしっかりこなすことで太くて長くて美味しいネギが収穫できますよ。

ネギには血行をよくして新陳代謝を活発にする効果があるので、肩こりなどの血行不良やダイエットにも効果が期待できます!

 

まとめ

 

寒い時期にもたくましく育つ野菜は意外とたくさんありますので、今回紹介した以外にも、自分が好きな野菜が冬栽培も可能か?をまず調べてみるのもおすすめです。寒い時期は室内でコタツやストーブに当たっていたいと思いますが、少しでも外に出てたくましい野菜たちに元気をもらいつつ、家庭菜園を続けてみてはいかがでしょうか?

 

 

<ライター紹介>

suzumushi23

絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。
仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。

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