浅いプランターで育てられる野菜3選!浅いプランターで野菜を育てるコツ
浅いプランターを使っても野菜は育てられます。浅いプランターで家庭菜園を始めてみませんか。
目次
浅いプランターで野菜を育てるコツ
浅いプランターで野菜を育てるためのコツを3つご紹介していきます。
根の張りが浅い野菜を選ぼう
浅いプランターで野菜を育てるとき、根の張りが浅い野菜が適しています。
根の張りの浅い野菜には、
- キュウリ
- 二十日大根
- ジャガイモ
- ホウレンソウ
- イチゴ
- ネギ
- 里芋
などが挙げられます。
排水性を良くしよう
浅いプランターで元気な野菜を育てるためには、底に軽石を敷いて排水性を良くしましょう。排水性が悪いと根腐れを起こしてしまいます。排水性の良さは野菜づくりには重要です。水はけのいい環境をつくることを心がけましょう。
間引きをしよう
間引きをしないと根や株が密集してしまい、野菜の生育が悪くなってしまいます。プランターの容量に合わせてこまめに間引きをしましょう。元気の良い野菜を育てられますよ。
浅いプランターでも育つ野菜
キュウリ
キュウリの根は多く張りますが、横に浅く広がる特徴があります。
キュウリは極端な低温や高温でない限りは、ぐんぐんツルを伸ばし、たっぷり収穫することができます。ただし病気に弱い野菜でもあるため、家庭菜園がはじめてという人は病気に強い品種を選んで育てることをオススメします。
魅力的なのは収穫までのはやさです。5月上旬頃に苗を植えると、約1ヶ月後の6月上旬頃から収穫することができます。
キュウリは「立ちつくり」と呼ばれる、支柱を立てて栽培する栽培方法が一般的です。ですが浅いプランターで育てる場合には、地面にツルを這わせて栽培する「地這い栽培」もできますよ。育てやすい方法で育ててみてください。なお、地這い栽培をする場合は「地這い栽培用品種」を選んでくださいね。
二十日大根
二十日大根は根が浅く張り、株も小さいため、わずかなスペースでも栽培できます。なので浅いプランターで育てるにはぴったりの野菜と言えます。
二十日大根は、真夏と真冬以外では栽培できます。春から秋にかけて栽培してみましょう。”二十日”大根という名の通り、約1ヶ月前後で収穫できるのも魅力的です。
なお二十日大根は「嫌光性(けんこうせい)」という特徴があります。タネに光が当たると発芽しにくくなるため、タネをまいた後にはしっかりと土を被せてくださいね。
ジャガイモ
ジャガイモは種イモを用意すると、その上に新しいイモが出来ます。種イモの数が1~2個位であれば、浅いプランターでも育てることができますよ。ジャガイモは、家庭菜園初心者でも育てやすく、春と秋の年2回の栽培が可能です。
種イモを用意すれば簡単に栽培を始めることができますが、スーパーマーケットで購入したものや台所に残っているものを種イモとして使うことはオススメしません。それらを種イモとして使うと、ウィルス性の病気が発生しやすいです。市販の種イモを購入して育てましょう。市販の種イモは、農林省の関係機関で厳密に検定された種イモなので安心です。
また新しくできたジャガイモは、日光にあたると緑色に変色して毒素を生成してしまいます。新しいイモができたら、プランターの上から土をかけて、地上に露出しないよう注意しましょう。
<ライター紹介>
Rikuw
はじめまして。自分で野菜を作って自給自足生活を目標にしているライターのRikuwです。
私の野菜作りは失敗も多いですが、毎年、少しずつ上達しています。
自らの体験を通して、ズボラで面倒くさがり屋さんでも出来るだけ簡単で失敗しない野菜の作り方をお伝えしていきたいと思います。
一緒に野菜作りを楽しみませんか。