【家庭菜園体験談】我が家のハーブ栽培日記~女子に人気のパクチー~

パクチーは野菜でもハーブでもあり、最近はタイ料理やベトナム料理のお店で見かけることが多いと思います。独特の香りで、日本では別名カメムシ草なんて呼ばれていますが、好きな方にとってはやみつきになる味と香りなんですよね。

我が家でもキットで栽培していますが、実はこの味が家族全員苦手で、残念ながら食べることはありません・・・。

ただ、「香りが虫よけになるのでは?」と半ば実験的に育ててみたのです。

 

パクチーの基本情報

パクチーというのはタイ語で、英語ではコリアンダーと呼ばれています

地中海東部原産、セリ科の一年草で、そう聞くとあのセリの味と香りに似ていますよね。東南アジアはもちろんのこと、今では世界各地で料理やその香辛料として活躍しています。

通常だと草丈は4060㎝と大きめに育ちますが、苗や栽培キットの販売は多いので、栽培したいと思えばすぐに開始しやすいハーブではないかと思います。

 

パクチーの育て方

パクチーの発芽時期は1720度くらいですので、

  • 34月の春まき
  • 910月の秋まき

が良いとされています。 ただ、種はあまり販売がないので、この時期に苗を購入して植え付けるとお手軽に栽培スタートもできますよ。

基本的に日当たりも水も好みますので、日向で育て、地面が乾いたらすぐに水をやる必要があります。ただし水やりや雨で葉っぱに泥がつくと病気になりやすい特徴がありますので、プランター栽培にしてすぐ室内に移動できるようにするか、地植えなら地面にワラを敷くなどの工夫が必要です。 また、パクチーの根っこは「直根性」と言って、太くて広がらない性質があり、一度傷ついてしまうとその後の生育が悪くなったり、根腐れを起こして腐ってしまったりする可能性があります。 ですので、根っこを大切にする目的で「移植」は避けましょう。最初に「プランター栽培!」「地植え!」と決めて、苗を動かすことがないようにします。 そしてハーブは肥料がなくても育つ場合が多いのですが、パクチーの場合は最初に培養土を使用し、葉っぱが黄色くなった時に追肥するようにすると万全です。  

コンパニオンプランツと木酢液

パクチーの独特の香りは虫よけ効果も高いです。特にトマトやセロリは、パクチーと一緒に植えると虫を除けることができます

その一方、アブラムシやナメクジはパクチーに寄ってくる傾向が。よく「キャベツのコンパニオンプランツにはパクチー!」と言われていますが、キャベツの虫除けをするために、パクチーを犠牲にする(虫がよってくる矛先をパクチーに向ける)イメージのようです・・・。

そこで、パクチーにも寄ってくる害虫対策としておすすめなのが「木酢液」

木材や竹等の植物原料を炭化して木炭や竹炭を製造する際に発生する煙の成分を冷却して得られた燻臭のする水溶液です。植物原料が木材の場合、木酢液と言い、竹の場合、竹酢液といいます。成分は、水分が約90%で、残りの約10%が有機化合物です。有機化合物約10%のうち5%が酢酸(食酢の成分)で、残りの5%にフェノール類、アルコール類等の約200種類の成分が含まれます。 引用元:木酢液・竹酢液Q&A 日本木酢液協会

薄めて使えばアブラムシやナメクジさえ寄ってこなくなります。さらに土壌改良効果もあるので、パクチーに限らず家庭菜園には1本あると安心ですよ。洗濯物や生ごみの消臭剤としても使えるので無駄になりません♪

ちなみに、我が家で使用中の木酢液はこれ!

 

おすすめ!パクチーの栽培キット♪

「パクチー」「コリアンダー」と記載のある種や苗を購入するのも楽しいですが、どうせ栽培するなら可愛らしい見た目の栽培キットを利用して、気分も上げながら育ててみませんか?

 

「エコット」 地球にやさしいエコポットで育てる ハーブ栽培キット

商品名の通り、古紙100%の再生紙ポットで育てられるエコなキットです

栽培後のポットはそのまま土に埋めればゴミにならず、年月をかけて生分解し土に戻ります。また、パクチーだけでなくミントやバジルなど、メジャーなハーブからも選択できるので、複数並べて育てても可愛いですよ。

 

世界最小のやさい畑(パクチー)

「世界最小のやさい畑シリーズ」という魅力的なシリーズがあるのですが、そのパクチーバージョンです。やさい畑とありますがかなり小ぶりなので、キッチンにも似合います♪

 

聖新陶芸 ちょこっと野菜作りキット 育てるスープ パクチー

こちらも複数の野菜やハーブのキットから選択できるのですが、エコポットと違い、すべて食べられる野菜です。青ネギやミニキャロットなどもありますのでパクチーと一緒にキッチン栽培すれば、とれたて野菜をたくさん料理に使えて便利ですよ!

 

まとめ

好き嫌いがはっきり分かれるパクチーですが、好きな方は食用に、苦手な方も観賞用や他植物のコンパニオンプランツとしての利用方法があるので、幅広い方に栽培してほしいハーブです。キットを利用すればお部屋のアクセント効果も期待できますので、お気に入りのキットを探してみるのも楽しいですよ♪

 

<ライター紹介>

suzumushi23

絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。

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