ご存知ですか？便利でおしゃれな「袋栽培」

家庭菜園を行う際は、どんな野菜でもまず土を耕したり市販の培養土を買ってきたりして菜園スペースやプランターに入れて準備するところから始まりますよね。当たり前の作業ではありますが、この前段階が結構手間だったりしてやりたくないなぁと感じるときもあります。

そんな時に便利なのが「袋栽培」。

名前の通り袋のまま野菜を栽培する方法ですが、聞き慣れない方も多いと思いますので、今回は袋栽培の魅力や便利なキットについてもご紹介していきます！

 

袋栽培とは

袋に入れた土を利用して行う栽培方法です。鉢やプランターはいらないですし、専用の土を買うことで開封してそのまま栽培をスタートすることもできる、時短や省スペース効果抜群の栽培方法でもありますよ。

プランターや土を買うのが面倒・・・という方にとっても節約効果ありの、おすすめ栽培法です！

袋栽培の魅力

袋栽培の魅力は、ただ単に時短と省スペースというわけではありません。

まず土地を耕したりプランターを準備したりの前作業が必要ないので、菜園初心者さんや小さなお子様と野菜作りに挑戦したい方にも始めやすいです。

さらに省スペースとざっくりご紹介しましたが、これはベランダや玄関先でも気軽に設置することができてかなり便利です。この辺りはプランター栽培の利点でもありますが、プランターだと大きさや形が決まってしまうのに対し、袋栽培なら本当に形も融通がきくのでよりお手軽です。

栽培終了後にはそのまま処分できますので、後片づけの手間も省けますし、まさに簡単・便利で楽しめる栽培方法なのです♪

 

便利な袋栽培の土とキット

袋を用意して土と肥料を入れれば準備OKのお手軽袋栽培ですが、ここではさらに便利なそのまま使用できる土やキットをご紹介します！

タキイ「花と野菜の土」

こちらは産廃堆肥や汚泥などを一切使用しない、安心の高級培養土です。最初から植物栽培に適した状態の土なので、このまま野菜の袋栽培に活用することができますね。通気性、保水性、排水性の高いふかふかの土ですので、20リットルの大ぶりサイズでも楽々持ち運びができてしまいます。高齢者やお子様でも扱いやすくて便利です。

カゴメ「そのまま育てるトマトの土」

その名の通り、トマト栽培に特化した培養土です。根腐れが起こらないように工夫されており、肥料も即効性のあるものとゆっくりと効いてくるものが両方入っていますので、本当に水やりだけでお世話OK。袋の見た目も可愛いので、むしろトマト栽培時はこの土を使用した袋栽培がおすすめですよ。

花ごころ「すらっとにんじんさん」

こちらは土のみではなく紫ニンジンの種がセットになった栽培キットなのでかなり小ぶりです。紫ニンジンは葉っぱも美味しく食べられますので、お得な気分になれちゃいます。袋栽培をやったことがない方でも「ちょっとやってみるか」くらいの気持ちで気軽に始められますよ。

花ごころ「ビックリ大根小太り君」

先ほどの紫ニンジンと同じシリーズの栽培キットです。種付きなのですぐに始められますし、栽培時期は夏休みシーズンでも適していますので、お子さんの自由研究で使用してみるのもおすすめです。自分で大根を育てられた！という自信もつきますよ！

トマトの袋栽培用品セット「カンガルーの土」

商品名はトマトの袋栽培用品セットですが、トマト用の支柱がセットになったお得なセット。ナスやピーマンなど他の野菜にも問題なく使用できる培養土でもあります。底面部分が不織布になっているので、排水性に優れているのも嬉しいですね。

 

まとめ

袋栽培は厚めの袋や培養土の袋をそのまま利用して植物を栽培する方法ですので、鉢やプランターいらずで省スペース菜園を実現することができる大変魅力的な栽培方法です。袋栽培に適した培養土や栽培キットも購入することができますので、気軽に袋栽培で野菜の栽培～収穫を楽しんでみてくださいね！

 

＜ライター紹介＞

suzumushi23

絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。