【家庭菜園失敗談】知っておいてほしい!家庭菜園の失敗例とその対策。
家庭菜園といえば「簡単にできる!」「収穫が嬉しい」など、楽しい趣味のイメージが強いですよね。でも、野菜は生き物ですから、栽培の過程で様々な失敗があることも事実です。
今回は実際にあった失敗例と、そうならないためにはどうしたら良いのか?私自身が体験したこと、学んだことをご紹介します!
実際に体験したよくある失敗例と対策
私も家庭菜園歴はまだまだ浅く、初心者の部類に入ると思うのですが、そんな中でも「やってしまった」「そういうものなのかぁ」と、分かったこと、思ったことを紹介していきます。これから家庭菜園を始める方、始めたばかりの方は同じ失敗をしないように対策してみてくださいね。
作りすぎ
いざ家庭菜園を始めた際、庭の一角を畑にするべく耕しました。まっさらな畑を見て「色々植えられそうだな」と、調子に乗ってキュウリやトマトの夏野菜を、それぞれ多めに苗植えしてしまったのです。
最初は順調に育ち、収穫できたので家族で喜んでいたのですが、豊作になりすぎて家だけで処理しきれなくなったことがありました。
キュウリやトマトは1つの苗でもそれなりに実を収穫できますので、最初から畑のスペースを全部使おうと思わずに、収穫量と家族の人数、お世話できる範囲などをよく確認しておくことをおすすめします。
虫に食われる
気づいたら葉っぱや実を虫に食われる被害は未だに防ぎきれていません。
さっきまで何ともなかったのに、ふと見ると葉っぱに穴が!ということ、よくあります。害虫には様々な種類がいるのですが、特によく畑に現れるような害虫は、事前に予防すると同時に見つけ次第すぐに駆除しましょう。
アブラムシ
野菜や花の葉っぱや茎に大量に寄生して栄養を吸い取ってしまう虫です。我が家で見つけた際にはまだそんなに多くなかったのでセロハンテープでぺたぺた剥がしました。
コナガ
アオムシと同様にガの幼虫で、キャベツなどを食べているイメージが強いと思います。見つけ次第捕殺していましたが卵がかえってしまうと一気に増えて処理が大変です。
コガネムシ
「昆虫っぽくて子供が喜ぶし人間を刺す訳じゃないし」と、飛んできているのは知っていても放置していました。後から知ったのですがなんと葉っぱを食べている害虫でした。そしてコガネムシの幼虫は根っこも食べてしまうので、卵を産まれる前に駆除する必要があります。
これら以外にも非常に多くの害虫がいるのですが、我が家で印象に残っている害虫は上記の通りです。
基本的には防虫ネットで事前に防止するのが一番なのですが、難しい場合にはコンパニオンプランツの野菜や植物を植えたり、日ごろから葉っぱや茎をよく観察して卵や幼虫がいないか確認したりましょう。
もし見つけた場合には、殺虫剤を使用して処理するのが一番効果的です。
アブラムシをセロハンテープで処理する方法は、その場しのぎの方法で、我が家でもこの方法をとったわずか2、3日後にはまた新たなアブラムシがついていました・・・。
枯れる
しっかりと肥料や水を与えて育てたのに、気づいたら実がならずに枯れてしまったという話も良く聞きます。
我が家でもミニトマトを育てていた際に一度枯れたことがあり「なんで?」となりました。トマトって、本来は育てやすい部類に入ると思うのですが、枯れることも意外と多いようですね。ウチの場合は水のやりすぎが原因だったようです。
トマトは乾燥気味に育てるもので、土表面が乾いたら水やりする程度でOKなのですが、我が家では1日2回の水やりを欠かさず行わず、雨が降っても夕方に止めば追加で与えるという・・・完全に水が多くて根腐れを起こしてしまいました。
野菜によって水がたっぷり必要なものとそうでないもの、追肥が欠かせないものと肥料無しでも育つものと様々ですので、これから育てる野菜の育て方を一度確認してイメージしてから作業に移りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?できることなら失敗せずに家庭菜園を楽しみたいところですが、病害虫や水やり問題など、何も対策しないと収穫前に野菜が枯れたり腐ったりする被害は意外と多くあります。
事前に育てたい野菜の特徴や育て方をよくチェックし、病害虫を警戒しながら時には農薬や殺虫剤の使用も検討してみてくださいね!
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。