プランターで気軽に始めるベランダ菜園!プランター設置のコツを紹介
庭が無くてもプランターさえあればベランダでも楽しく家庭菜園ができますよね。
最近ではDIYを工夫してオシャレなベランダ菜園をしている家庭も増えており、ベランダガーデナーと呼ばれてその生活スタイルに人気が集まることもよくあるようです。「気軽にできるならベランダで家庭菜園を始めよう!」と思ったら、道具さえあればすぐに始めることができますが、「でも、どこから手を付けたら良いの?」「プランターをどのように設置するべき?」などと考えることになりますよね。
今回はそのようなお悩みを解決できるように、ベランダ菜園を始める際のプランターの設置方法を中心にご紹介していきます!
ベランダで家庭菜園を始める前に
ベランダはスペースが限られているので、菜園以外の目的で使用する場合には工夫が必要です。
例えばベランダで洗濯物や布団干しをするのであれば、そのような家事作業に支障が出ないようにスペースを確保しましょう。
またアパートやマンションのベランダは、使用規約が厳しく定められていることもあります。事前に管理組合の規約書をよく確認しておくと安心です。非常口や排水口がある場合はそこを塞がないようにする必要もありますので、ベランダの使用規約や状態をチェックしてからレイアウトを考えましょう。
そしてアパートやマンションの場合、他のお家への配慮も大切です。水や殺虫剤がお隣や下の階まで漏れて洗濯ものを汚したり、野菜の枯れ葉が飛んで行ってしまうこともありますので、想定できることは事前によく注意しながら栽培を楽しみましょう。
育てる野菜ごとに適した設置場所を選ぼう!
ピーマンやナス、トマトにキュウリなど、夏野菜は特に日光を好みますので日当たりの良い場所に設置します。プランター栽培は持ち運びが簡単という利点があるので、時間によって日向における時間を長くできると野菜にとっても嬉しいですよね。さらにキュウリやミニトマトなら上に伸びるので小さめのプランターで栽培すればより持ち運びがしやすくなります。
逆に日当たりの悪い場所を好むミョウガやショウガ、三つ葉などは、日光を避け、極力日が当たらない場所に置いてあげてください。
また家庭菜園がはじめての場合、最初に育てた野菜がいきなり枯れると気分が沈んでしまうはずです。はじめての家庭菜園であれば、育てやすいハーブを野菜と一緒に栽培するのもおすすめです。ハーブによっては虫よけや料理のアクセントに出来るものも多いので、一種類でも育ててみることをおすすめします!
野菜の生育は工夫次第!
家庭菜園には日当たりや土壌の状態などが重要な要素になってきますが、場所の限られたベランダ菜園であっても工夫すれば美味しい野菜をたくさん収穫することも十分可能です。
例えば、「ウチのベランダって日当たりがあまり良くないんだよなぁ」という場合も反射板を利用することでベランダ全体を明るくすることができます!
「ベランダが狭いからあまり育てられないよ」という場合も、壁やベランダの手すりの内側に注目してみてください。壁面に取り付けられる「壁面すのこ」を設置すれば、鉢や小さめのプランターをフックで引っかけることができますし、木製タイプの室外機カバーを取り付けることで、その側面も栽培スペースに早変わりです。
色々と試してみて、貴方らしいベランダ菜園スペースを作ってみてくださいね。
まとめ
ベランダで行う家庭菜園は適当なサイズのプランターが不可欠です。限られたスペースであることは確かですが、むしろそんなコンパクトスペースで気軽に菜園ができるのは癒しにもなって嬉しいことですよね。
また、大切なのは自分が素敵だなと思えるベランダにすること。野菜を育てるのに必要な土や肥料にこだわるのはもちろんのこと、プランターやその設置場所にもこだわってみましょう。小ぶりで可愛いプランターをプラスしたり、すのこや段違いの棚などを上手に利用したりすることで、自分だけのオシャレで素敵な菜園を作ってくださいね。
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。