害虫対策に化学農薬を使わない効果的な方法4選!
家庭菜園で悩むことと言えば害虫被害ではないでしょうか?苦手までいかずとも、害虫が好きという方はなかなかいないと思います。例えば「美味しそうなキャベツ♪」と近づいて見たらアブラムシがビッシリ・・・となったら「うへぇ・・・」と、あまり良い気持ちにならない方が多いですよね。
だからといって大量に農薬を使用するというのも
- 「でも化学農薬は何か怖いな」
- 「食べるときに心配だな」
と悩みませんか? そこで今回紹介するのが化学農薬を使用しない害虫対策! 最終的に収穫して自分や家族が食べる野菜なので、安心を確保しつつ害虫からも守ってあげましょう!
コンパニオンプランツを利用する(ハーブ編)
育てたい野菜のそばにハーブも一緒に植えてみましょう。
アップルミントやローズマリーは見た目もおしゃれですし、独特の香りが虫よけになってくれます。
ただし真冬以外はハーブも元気で成長が早いです。ハーブも定期的に収穫し、料理のアクセントや乾燥させてハーブティー、消臭剤などとして再利用しましょう。
ちなみに我が家では昨年、ワイルドストロベリーを育てたのですが虫に食べられてしまいまして・・・今年はすぐ隣にブラックペパーミントを植えておいたところ、そのお陰か今のところ虫の被害がなく収穫できました!
まだ収穫途中ですので、これからも楽しく様子をみておきたいと思います!
コンパニオンプランツを利用する(野菜編)
野菜の中でもニラやニンニクは虫がつきにくい野菜です。虫が付きやすい葉野菜とこれらを一緒に育てると、虫が付きにくいです。これらの野菜は食べる際にも独特の臭いがすると思いますが、この臭いには殺菌作用もあるので強力な害虫除けなるんですよ!
また、根っこ部分に病原菌を抑える微生物が共生しているので、害虫だけでなく病気も防いでくれるという、虫が付きやすい野菜にとっては救世主のような野菜です。
料理にも使いやすいので、是非とも育てたい野菜の隣で栽培してみてくださいね!
防虫ネットを利用する
最近では100円ショップの園芸コーナーにも商品がある防虫ネット。
ネットの網目は様々な種類がありますが、あまりに細かいものだと通気性や日当たり問題が出てきますので、野菜につきやすい虫の種類とサイズを調べてから購入したほうが良さそうです。
また、ネットなら天候被害(台風、乾燥、日照り等)を緩和し、冬場は霜防止にも利用できるので大変便利!家庭菜園をするならとりあえず持っていたいアイテムですね。
ただし取り付けに手間がかかることがあります。プランターにかぶせるタイプならラクかもしれませんが、広い畑を覆う場合には、数時間~1日かかることも。
手作り虫よけスプレー
先ほど紹介した有効なコンパニオンプランツであるニンニクを使用した手作り防虫スプレーはいかがでしょう?ハーブ使用のものが市販で販売されているのでそれはそれでおすすめなのですが、節約も兼ねて手作りするのも一つの手です。キッチンにあるもので作れるので是非ご検討くださいね!
【材料】
- オリーブオイル(サラダ油でも可):1カップ
- 純米酢:1.5カップ
- 水:2カップ
- すりおろしニンニク:大さじ2
【作り方】
- スプレーボトルを用意する(100均のものでOK)
- 1.にすべての材料を入れて良く混ぜる
以上で出来上がりです。
さらに強力にするために「唐辛子を丸ごと浸しておく」というアレンジ方法もありますが、辛いのが苦手な方は臭いに注意してください。ニンニクだけでも結構強い臭いですが、これで効き目バッチリですよ!臭いがキツすぎる場合は水の量で調整してみてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?せっかく手間暇かけて育てた野菜が害虫被害にあったら悲しいですよね。農薬散布が一番の撃退方法なのでしょうが、直接口に入れるものなのでやっぱり心配な方も多いと思います。
今回紹介した方法なら、化学肥料に頼ることなく害虫予防・防止に効果的ですので、出来そうな方法や、複数の方法の合わせ技などを検討していただき、できそうなものから実行してみてくださいね!
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。