便利で話題のミニ野菜を作ってみよう!
まだ家庭菜園に慣れていない方や子供と一緒に気軽な野菜栽培を楽しみたい方は結構多いですよね。そんな時、まずはより簡単に栽培できる野菜があればなと思いませんか?
そこでおすすめしたいのが「ミニ野菜」。ミニトマトをはじめとするミニ野菜には栽培するメリットがたくさんあるのです!
今回はミニ野菜について、栽培のメリットやコツなどを詳しく紹介していきます!
そもそもミニ野菜って?
ミニ野菜とは品種改良によって通常サイズよりも小さいサイズで収穫できる野菜のことです。
「何センチ以下ならミニ野菜」といった取り決めはなく、普通のサイズよりも小さくて収穫できる野菜ならミニ野菜の一種となります。
代表的なミニ野菜と言えばミニトマトやマイクロトマト(ミニよりさらに小さい)辺りですが、他にもミニキャロット、ミニ大根、小ネギなど種類は結構豊富です。また、成熟していない段階で収穫するミニアスパラやベビーリーフなどもミニ野菜にカウントされます。
ミニ野菜を育てるメリットとコツ
私のような面倒くさがりでも、初心者さんやお子様でも、ミニ野菜はお手軽に栽培をスタートできる魅力的な野菜です。栽培のメリットやコツを知り、是非実際に栽培するイメージを膨らませてみてくださいね。
収穫までの期間を時短できる
ミニ野菜は収穫する際のサイズが小さいのでそこまでの速度が速く、すぐ収穫することが可能です。これは夏休みの自由研究で家庭菜園にチャレンジするお子さんにもおすすめできますね。
また、その1回限りではなく、同シーズンに複数回、同じミニ野菜を栽培・収穫することも出来るので、特定の好きな野菜を何度も育てることもできちゃいます。
栄養豊富
ミニ野菜は小さいサイズの中に通常サイズと同じかそれ以上の栄養が含まれるので、少量でもたくさんの栄養をとることができます。たとえばトマトに含まれるリコピンは、大玉トマトよりミニトマトの方が豊富に含まれているんです!
健康効果が大いに期待できますので、自分はもちろん家族にも積極的に食べてもらいたいですね。
場所をとらない
菜園スペースは省スペースで行えますので、プランタ―でも栽培しやすいのは大きなメリットです。本来地植えが良いとされる大根やニンジンですが、ミニサイズであればプランター栽培も可能ですよ。
むしろ小さなミニ野菜は、一度害虫に狙われるとすぐに食べつくされてしまう心配があるので、プランター栽培の方が安心とも言えます。
ちなみにプランター栽培の場合は、プランター1つに選んだ野菜1つと、場所に余裕をもたせてあげるとより多くの収穫を期待できますよ。
スペースを節約できる分、土や肥料も少なくてすむので、まずこれらから揃えないと・・・といった際のコスパも良いです。「場所がないし」「お金がもったいない」などと悩んでいる人にこそ、ミニ野菜栽培をおすすめしたいと思います!
収穫後に食べきりやすい、保存もしやすい
例えばキュウリも大きくなってから収穫すると大量収穫できても食べきれない、冷蔵庫内の場所がないと困ることもありますよね。
そんなとき、いっそのこと手のひらサイズで収穫してしまえばスティック野菜などとしてカットせずにそのまま食べきれてしまいますし、収納の際にも場所をとりません。これは実際に菜園が趣味の友人から聞いたアイデアですが、これもミニ野菜だなと思いました。
キュウリ以外にも、大根やニンジンだといざ収穫しても食べきれないことも多いですよね。特に大根が何本も・・・となるとそれだけで冷蔵庫内の野菜室を圧迫してしまいます。新鮮な状態で食べきるためにも、大きくなる野菜や大量収穫が見込める野菜はミニ野菜に変えてみると余ってしまうストレスを軽減できますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?ミニ野菜は育てやすいので「飽きっぽいから続けられるか不安」という人でも楽しく栽培作業ができると思います。特に今回紹介したベビーリーフやミニトマトは植えてから一カ月ほどで収穫できますので、野菜作りに不慣れな方や、小さなお子さんと栽培作業をしたい方にも結果がすぐにでるのでおすすめですよ!
この機会に栄養豊富で場所も取らない素敵なミニ野菜菜園を始めてみませんか?
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。