野菜づくりがはじめてなら、ベランダ菜園から始めてみない?!
「野菜をつくってみたいけど、今まで家庭菜園に触れたことがないから自信がない!」
わたしも家庭菜園に挑戦するまでは、自信がありませんでした。なぜかというと、家庭菜園に対して、ついつい「本格さ」を想像してしまったからです。庭が必要なんじゃないか、とか、しっかりしたスペースが必要になるんじゃないか、とか・・・。
でも、家庭菜園とは自分で野菜をつくって楽しむもの。自分でつくって楽しめるのであれば、「本格さ」がなくても十分楽しめます。
例えば、家のベランダのちょっとしたスペース!
比較的陽の当たりやすいベランダを活用すれば、野菜づくりがはじめてな人でも、簡単に野菜づくりに挑戦できます!
ベランダ菜園とは
言葉の通り、ベランダを利用して野菜を育てることを指します。
草花を育てるのであれば「ベランダガーデニング」とも呼べます。いずれにせよ、ベランダという小さな区画でも植物は育てられるのです。
本記事では「ベランダ菜園」について紹介しますが、
- キッチン横の日の当たる場所
- 窓枠
など、育てる野菜や条件によってはベランダ以外の場所でも楽しめますよ。
ベランダ菜園は初心者向け
「野菜づくり」と聞くと、「広い土地が必要なのでは?」と考えがちですが、小さな場所で育てられる野菜はたくさんあります。小さな場所で育てられるので、あまり手間をかけずに野菜をつくることができます。そのため、ベランダ菜園は野菜づくり初心者向けと言えます。
ベランダ菜園の魅力
ベランダ菜園は、野菜づくりの楽しみを知るのに最適です。わざわざ畑に足を運んだり、大掛かりな道具を使わなくても、野菜づくりを楽しむことができるからです!
育てやすい
野菜を育てるというと頭に浮かぶのが、土や植物の状態を念入りに観察する農家さんの姿です。農家さんの野菜に対する姿勢はとてもかっこいいのですが、手軽に野菜を育てたい身としては少しハードルが高いですよね。
でもベランダ菜園なら、洗濯物を干したり、外の様子を見たりするなど、他のことをやりながら野菜の成長を観察できるので、手軽さがあります。
また野菜を育てるとき、「絶対に土を使わなければならない」というわけではありません。
「水耕栽培」(土の代わりに水や肥料を含んだ水溶液で育てる方法)なら、もっと手軽に野菜を育てることができます。
送料無料 水耕栽培キット水畑ミニ 水耕栽培 キット セット 水栽培 家庭菜園
また、先で“育てる野菜や条件によってはベランダ以外の場所でも楽しめますよ。”と書きました。ベランダではなくキッチンの空いているスペースや窓枠を利用して野菜を育てるのであれば、ペットボトルサイズの栽培もおすすめです!
紹介したようなキットだけでなく、DIYもできます。ペットボトルの頭の部分を切り取り、水を入れ、育てたい野菜(ないしは食材で余った野菜のヘタ)を放りこめば、水耕栽培が楽しめますよ。
食卓までの距離が近い
それから「食卓までの距離が近」くなるのも、魅力のひとつです。
せっかくなら、自分でつくった野菜を新鮮なうちに食べたいもの。そんなとき、ベランダ菜園なら、ベランダからキッチンに足を運ぶだけで収穫から食べるまであっという間です。
普段何気なく食べている野菜の流通過程について考えたことはありますか?今食べている野菜がどのように栽培されて、どのように加工されて、どのように運ばれて、どのように並ばれたのか・・・知ろうとしなければ知ることができないのが現状です。
でもベランダ菜園なら、栽培→収穫→調理→食べるを全部自分でできるんですよ!
家庭菜園ならではの味わい
家庭菜園ならではの、インパクトのある味わいをぜひ味わってみてください。
市販されているものに比べ、青臭くワイルドな味に感じられるかもしれませんが、美味しいですよ。わたしがベランダで育てたトマトは、市販のものに比べ、皮が厚く酸味がありました。・・・でも、美味しかった!
味のインパクトは強いかもしれませんが、それに「自分で育てた」という達成感が加わって、よりいっそう美味しく感じられるはず。
まずはベランダ菜園から
野菜づくりに興味がある人は、まずベランダ菜園からはじめてみましょう!
手軽な場所で手軽にできる、そんなベランダ菜園から野菜づくりを始めれば、後々レンタル農園や畑を借りて野菜をつくることに興味が湧いたとき、取り組みやすくなるはずです。
<ライター紹介>
kkk0123kkk
いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。