なすを家庭菜園で楽しもう!なすの育て方&おすすめレシピ
目次
なすの育て方
なすは和風、洋風、中華とさまざまな料理と相性抜群!料理にも使いやすい美味しいなすを自分で育ててみませんか?
ナス科の植物は少々虫がつきやすい特徴があります。そのため野菜づくり初心者さんの中には、虫に苦戦する人もいるかもしれませんが、失敗は成功の元!自分で育てたなすの美味しさは別格ですから、ぜひ育ててみてください。
育て方のコツ・ポイント
- 水と肥料をたっぷり与える
- しっかりと間引く
なすは、その実のほとんどが水分で出来ています。そのため、水と肥料をたっぷり与えることが美味しいなすづくりのコツです。「水と肥料を与えること」、これを忘れなければスクスクと生長していきます。水分が足りないと、皮が硬くなるのでご注意を。
また間引きは、美味しい実を育てるコツでもあります。黄色くなってしまった実や弱っている実を見つけたら、こまめに取り除きましょう。
なすを植えてみよう!
まずは植える準備から。
先に述べたように、なすは水と肥料をたっぷりと与えることでスクスク生長します。そのため、土作りではしっかり元肥を施します。育てている最中も、追加で肥料が必要になることも多々ありますが、元肥に「長く効く」タイプを選べば、育てやすいですよ。
レンタル農園に植える場合
株と株の間を50cm以上あけ、風にあおられて折れてしまわないよう茎を支柱に結わえましょう。なすは、野菜の中でも果実に重みがあるため、その重みに枝が耐えきれないことがあります。そのため支柱をこまめに使い、茎を誘引します。
プランターに植える場合
20L以上の大きめの鉢に1株だけ植えます。日当りの良い場所で育てましょう。
間引いてみよう!
- 一番花(1つの株で一番最初についた花)の咲いている枝
- その下から生えているわき芽(葉や茎の付け根から出る芽)
”以外”を摘み取ります。
また枝が混んできた場合には、細かく分かれた枝を剪定します。太い枝は残しますが、これも葉を数枚残したうえで、生えている草の半分程度の長さに剪定しましょう。
収穫しよう!
なすの収穫は、若い果実を収穫することがポイント。
大きな実を育てたい気持ちも分かりますが、大きな果実は木を疲れさせてしまう原因となるので、適度な大きさで収穫することをオススメします。
皮にツヤがあり、張りのあるものを選びましょう。新鮮なものはガクのトゲがしっかりとがっています。ケガをしないように注意して収穫してください。
おすすめレシピ2選
なすを使った美味しいおすすめレシピを紹介します。
どれもずぼらレシピなので、簡単につくることができますよ笑!
なすのとろとろ煮浸し
煮汁の材料(2人分)
- だし汁 3カップ
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
つくりかた
- なすに包丁で切り目をつける
- 塩少々を加えた水につけアクを抜く(15分程度)
- 煮汁の材料を全て合わせ、強火で煮立たせる
- なすを入れ煮立ったら弱火にして煮る
- あら熱を取り、煮汁につけたまま冷蔵庫で1晩寝かせれば完成
しっかり煮込めば、一見すると食べづらそうな”へた”もまるごといけちゃいます!食感を多少残したい場合には、弱火にして煮る時間を短くして調整してみましょう。
なすと鶏肉のトマト煮込み
用意する材料(2人分)
- 鶏肉1パック(お好きな部位をどうぞ。私はよく手羽元買います)
- なす 3本
- トマト缶 1個
- お好きな野菜
- コンソメキューブ 1つ
つくりかた
- 鍋にオリーブオイルを入れ、鶏肉となす、野菜を投入し炒める
- 焼き色がついたらトマト缶を加える
- トマト缶に水を入れ、残っているトマトと共に鍋へ入れる
- 弱火で煮込み、仕上げにコンソメキューブを加える
炒める時ににんにくを加えると、より風味がアップします。味が物足りなかったら、塩こしょうを足したり、お好みのハーブを加えたり・・・案外、醤油をひと回しもオススメ!
<ライター紹介>
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いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。