そもそも自給農業ってなに?

自給農業とは

自給農業とは、ベテラン農家である中島正さんが執筆した農家が教える自給農業のはじめ方―自然卵・イネ・ムギ・野菜・果樹・農産加工』で登場する言葉です。

や農家60年、平飼い養鶏の大ベテランが語る自給の農業をはじめたい人の入門書。―50羽から始める庭先小羽数養鶏のやり方から、トラクタなど使わずにできる低コスト不耕起の稲作(陸稲)やムギ、農薬不使用の野菜づくりや自家採種の方法、山菜採取、さらには簡単な農産加工など、自給のための知恵と技術をガイド。
引用元:農家が教える自給農業のはじめ方―自然卵・イネ・ムギ・野菜・果樹・農産加工

日本の農業において、一番普及している栽培方法は「慣行栽培」と呼ばれるもの。化学肥料や農薬を使い、効率よく農作物を生産したり、病害虫の駆除・防除を行う方法です。

中島さんの著書を読む限り、自給農業はこの慣行栽培の対極に位置する栽培方法といってもいいかもしれません。
低コスト化のために畑を耕さずに農作物を栽培し、養鶏と合わせて農作物を栽培することで、養鶏で生じる糞などの廃棄物をそのまま肥料として利用したり・・・。

 

農業関連用語としての意味

コトバンクによれば、自給農業は

経営耕地面積が30a未満かつ農産物販売金額が50万円未満の農家をいいます
引用元:コトバンク

とあります(明確には自給”的”農業と書かれています)。
農業関連用語として呼ばれる場合、生業としての色が濃くなりますね。自給自足的な生活を基盤にしつつも、”商売としての農業”と考える必要があります。

ただし、このサイトで重要視しているのは「ビジネスとしての農業」ではありません

 

このサイトにおける”自給農業”とは

サイト管理人が考える「自給農業」の意味は、

  • 自分で野菜を育てることができる
  • スーパーマーケットなどで野菜を購入しなくても済む

です。

ものすごく小規模な自給自足でいいと考えています。なので、このサイトでは「野菜を育てる→販売する」ことを「自給農業」とは考えていません。「野菜を育てる→自分で食べる」ことを「自給農業」と呼んでいます。

 

自給農業に挑戦するきっかけは、なんでもOK!

このサイトで言う「自給農業」、小規模な自給自足を始めるきっかけは、なんでもOKです。

そもそも私の場合、「自分で野菜を育ててみよう」と思ったきっかけ

  • 「野菜を自分で育てられれば、スーパーで買うより安上がりなのでは?」

という発想でした笑。
例えば私はパクチーが好きなのですが、スーパーで購入すると量の割に高く感じます。そこで自分で育ててみたところ、プランターにわんさか生えてきました。むしろ食べきれないくらい収穫できたんですよ笑。

このことがきっかけで、プランターで野菜を育てることにハマり、市民農園やレンタル農園を借りたり、農業体験施設に足を運んでみたり・・・自給農業に興味が湧いたんです

 

自給農業は難しくないですよ!

そのうえ、冒頭で紹介した中島正さんの著書から「畑を耕さない栽培方法」を知った時、「自分で食べる分には、多少ズボラに野菜を育てても何とかなるんじゃないか」と思ったんですよね笑。

そのため、このサイトでは「自給農業」へのハードルを下げるよう意識しています

自給農業は決して難しくありません。もちろん慣れないうちは失敗もするかと思いますが、失敗は当たり前。むしろ失敗すら楽しんでほしいな、と思っています。

このサイトが「自給農業」「野菜づくり」に興味がある人へのきっかけになれば幸いです。

 

<ライター紹介>

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いつか自給自足生活を送ってみたいライター。ただし生粋のズボラなため、家庭菜園にまず「ラクさ」を求める。失敗は成功のもとなので、失敗してもあまり気にしない。育てるのが好きな野菜はハーブ、ピーマン、ナス。たくさん収穫できて、比較的虫がつきにくいから。

 

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