どんな野菜がいい?子供と一緒に育てられるおすすめ野菜
家庭菜園は1人で黙々と行う人、夫婦や家族でワイワイやりたい人など、楽しみ方は人それぞれですよね。我が家では基本的に家族での作業ですが、ハーブに関しては夫も子供も興味なしなので一人で楽しんでいます。 お子さんがいるご家庭では、大人が家庭菜園をやっていると興味を持ちやすいですが、いざ子供と一緒に野菜づくりをしようと思った時に、「どんな野菜にしようか?」と悩むこともありますよね。 そこで今回は親子で育てるおすすめ野菜を紹介していきたいと思います!
親子で育てやすい野菜とその特徴
栽培が簡単な初心者向けの野菜
栽培にコツがいる野菜は、大人でも収穫に失敗することもありますよね。例えばゴボウ、とうもろこし、スイカなどは結構難しいです。私も経験がありますが、とうもろこしは虫がつきやすく、気づいたらほとんど食べられてスカスカになっていたことがあります。 子供には「家庭菜園=楽しい」という感覚をまず覚えてもらいたいので、学校でも課題で育てるようなトマトやラディッシュ、ナスなどがおすすめです。 トマトは成功すれば実がたくさんつくので収穫も楽しいイベントになりますよ。ちなみに子供の保育園では今年とうもろこしを育てています・・・。最初は「え?大丈夫なの?」と思いましたが農業を営む保護者さんがアドバイザーをしているようなので、それなら安心です^^;
苗や種がどこでも手に入る王道野菜
家庭菜園を続けていると、野菜の種類にも詳しくなりますよね。大人の場合、「今度はあんな野菜やこんな野菜も育てたいなぁ♪」と思いますが、それがあまりメジャーではない場合はいざ近所のホームセンターなどへ行っても取り扱っていない野菜もあります。 例えばアイスプラントや食用ほおずき(ストロベリートマト)などは、興味はあるものの手に入らない・・・という場合も多いです。 ですので、子供にはニンジン、ジャガイモ、玉ねぎなど(カレーの具材ですね)など、日ごろから身近にある野菜を選んで育てるようにすると、食卓と菜園が結びつきやすいですよ。 子供の身近にある野菜を選ばせてあげて「これ育てたい」「カレーにして食べるんだ」などの目標もたちやすいです。
病害虫がつきにくい野菜
キャベツやブロッコリーは子供にも食べやすい野菜の反面、アブラナ科なので虫が付きやすいという特徴があります。せっかく手間暇かけて育てたのに、アブラムシやアオムシが食べてしまったとなると落ち込みますよね。 ですので、最初のうちは、病害虫がつきにくい野菜を選んで育てるのも一つの手です。たとえばレタスやベビーリーフなどのキク科野菜は病害虫に強く育てやすいです。これらは生で食べられますので子供と収穫後、一緒にサラダをつくることも出来ますね。 また、ベビーリーフやラディッシュならより病気に強く、収穫も1カ月程度でできてしまうので子供を飽きさせることなく作業できるでしょう。 ちなみに害虫対策はどの野菜にしてもある程度は必要です。子供と一緒でも安心・安全なお酢を使ったスプレーで予防したり、コンパニオンプランツで野菜近くに害虫が寄らないハーブを植えてみたりと、ご自宅の菜園に合う対策をしてみてくださいね。
まとめ
子供と一緒の家庭菜園は、子供にも作業を楽しんでもらい、続けてもらう工夫が必要ですよね。最初に育てる野菜が上手く収穫できなかったり、病害虫の被害にあったりしてしまうと、「野菜作りって難しいんだな」「大変なんだな」と思ってしまい、次に続かないケースもあります。 まずは育てやすく、収穫がイメージしやすい王道野菜を選択し、病害虫対策をすることで収穫まで持ち込めると良いですね。 一緒に育てて収穫し、実際に食べるまで親子ですることで、「野菜づくりって楽しい」「またやりたい」と、前向きな気持ちが育ちますので、大人も一緒に楽しく野菜づくりに取り組みましょう!
<ライター紹介>
suzumushi23
絵本とハーブと猫が好きな社会人ライター。 仕事に家事・育児にと時間がないので、家庭菜園に「簡単さ」と「コスパ」を求めて試行錯誤中。